福岡ビジョナリーアーツレポート
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2016年度初の取材はフードクリエイト学科製パン専攻の2年生の授業。春日市にある人気のパン屋さん「パンの家 KIRARA」の舛添英夫シェフをお招きして、塩パンづくりの特別授業に潜入してまいりました!パン好きの間ではすでに話題にもなっているこの塩パン。さて、学生たちは無事に作る事ができるのでしょうか?(2016.4)
 
今回講師を務めて下さったのは、春日市にある「パンの家 KIRARA」の舛添シェフ。メディアにも「美味しいパンの店」として紹介され、様々なイベントにもひっぱりだこの「KIRARA」のシェフが直々に教えて下さるとあって、学生たちのテンションもちょっぴり高めの様子。まずは舛添シェフより塩パンについての説明からスタート。塩パンの主な材料は、塩・バター・小麦粉と至ってシンプル。でもすっごく美味しいパンということなのです。
 
手始めに材料の準備から。班ごとに分かれて和気あいあいとした雰囲気の中、フランスパン用準強力粉(リスドォル)・上白糖・塩・脱脂粉乳・生イースト・卵黄・水・バターをそれぞれ規定の分量を計って準備します。さすがに2年生とあって、卵の殻を使った卵黄の取り出しもなかなか上達しているようでした♪
 
材料の準備ができたら、舛添シェフのレクチャーがスタート。材料をボウルに移し、手ごねしながら生地を作ります。「実際の現場では機械を使うことが多いので、手ごねするのは久しぶりなんだよね〜」と言いつつも、慣れた手さばきで生地をこねていき、あっという間に生地が完成。そのスピードに学生から「おおーっ!」という声が聞こえました。
 
次はいよいよ学生が生地作りにチャレンジ。この生地作りなんですが、テンポ良く手ごねしないと、材料がうまく混ざらなかったり、作業台に生地がひっついてしまったりして、意外と難しい作業なんです。それでもなんとか全員生地づくりをクリア。一旦ばんじゅうに入れてフロアタイム(生地の発酵時間)に入ります。
 
フロアタイムが終わると、ひとつひとつのパンの重さが均等になるよう、重さを量りながら生地を分割します。ちなみに舛添シェフは秤を使わなくても分割された生地がほとんど同じ重さでした!これも職人技ですね〜!生地の分割が終わると次はベンチタイム(生地の分割後にパンを休ませる工程)に入ります。
 
ベンチタイムが終わると、いよいよ成形の工程に入ります!俵型になった生地を薄くのばし、中にバターを入れてくるくるっとロールパンのような形に整え、オーブンの天板に並べていきます。「形を均一にするのがなかなか難しい!」と言ってた学生たちですが、なかなかの出来映えじゃないですか♪ここから45分間の最終発酵に入ります。
 
最終発酵を終え、生地の上に塩パンの代名詞である塩をふったら、いよいよオーブンへ投入!8分間の焼き上げが終了すると…じゃじゃーん!!遂に塩パンが完成しましたー!!焼き上がったばかりの香ばしい匂いと、ふっくらとしたキツネ色の見た目はとっても美味しそう!!学生全員分のパンが焼き上がったら、待望の試食タイムです!!
 
出来上がったばかりの塩パン。カットしてみると、中からバターがじんわりと溶け出してきます。試食してみると外はサクっと、中はもちもちした食感でとっても美味しい!学生からも「すっごくおいしい!」と大好評でした。塩・バター・小麦粉というシンプルな材料ながら、ついついもう一個食べたくなるほどの美味しさ。まさに目からウロコの塩パンでした!
最後は舛添シェフを中心にみんなで記念撮影!あまりの塩パンの美味しさに、自分が作った分だけでなくシェフが作ったパンまで持って帰りたいとおねだりする学生の姿も見受けられました。今回作った塩パンはとっても簡単なので、学生たちのレパートリーの中にきっと組み込まれることでしょう。最後に舛添シェフ。美味しいパンの作り方をお教え下さり、ありがとうございました!
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