福岡ビジョナリーアーツレポート
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福岡ビジョナリーアーツの一階にあるカフェ「デイライトキッチン・オーガニック」。そこで提供されているパンやサンドイッチ、スイーツたち。実はフードクリエイト学科の学生が毎日製造しているんです。そこで今回は、デイライトキッチンのメニュー試食会に潜入。4月に入学した1年生が2年生の手ほどきを受けながら、様々なメニューづくりにチャレンジしました。その奮闘ぶりをとくとご覧あれ♪(2016.6)
 
今回の試食会は「ファクトリー」と呼ばれる学内の実習室がどういう場所なのかを1年生に認識してもらう為に実施されました。フードクリエイト学科のテーマは「おいしいものを作る」というごく当たり前のこと。味はもちろん、見た目や素材にもこだわりながら2年間で技術やスキルを身につけていきます。そんな日々の調理を通じて様々なアイディアを生み出す場所こそがこの「ファクトリー」なのです。まずは2年生がデモンストレーションを行いながら、1年生にレクチャーを行います。
 
「ここはこうするんだよ」「この商品のポイントはここだから注意してね」和気あいあいとした雰囲気の中、一緒に調理を行いながら作り方や注意点をレクチャーする2年生。去年はまだぎこちなかったけど、1年間の学校生活を経ただけですごく頼もしく感じます。2年生の手ほどきを受けながら、1年生の手によって着々と商品が形になっていきます。
 
ビジョナリーアーツの特長のひとつが、学年問わず学生同士がとってもフレンドリーという点。「先輩、ここはどうやるんですか?」「さっきのもう一度教えてもらえますか?」いろんな質問にも笑顔で気さくに答えてくれる2年生。それを受け、ポイントをしっかりメモする1年生。明るい校風も相まって、良き先輩後輩の関係性ができているようです♪
 
今回作るのはデイライトキッチンで通常販売している全ての商品。よってその種類も実に多岐に渡ります。製菓専攻はケーキやタルトなどのスイーツ、製パン専攻はパン全般、そしてカフェ専攻はサンドイッチの具材を担当。それぞれの専門分野の商品を製造していきます。スタートから3時間が経過し、いよいよ形になってきました!あとは待望の試食を待つばかり!
 
さて!ついに試食会用の商品が完成しました!ファクトリーのテーブルにズラリと並ぶ美味しそうな商品の数々♪製パン専攻生が作ったのは、食パンやクロワッサンといったベーシックなものをはじめ、ドライフルーツ入りのカンパーニュやクルミのナチュールといったこだわりの商品まで。製菓専攻生が作ったスイーツはバナナパイやキャロットケーキ、カカオ70%のチョコレートで作った大人向けのタルトなど個性的なメニューが勢揃い♪
 
そしてカフェ専攻生は、鳥ハムやきんぴらといったサンドイッチに挟む具材を中心に製造してくれました。どれもこれもとっても美味しそう!製パン専攻生が作ってくれたパンとの相性もバッチリです。実はこのサンドイッチ、デイライトキッチンでは具材を日替わりで替えていることもあり、ランチタイムになるとサンドイッチ目当てに来店するヘビーユーザーも多く、お店のメニューになっているんだそうです。
 
それでは待望の試食タイムに突入〜♪待ってましたとばかりにテーブルを巡回しながら作り立ての商品を口にします。されど今回は試食会。食べたメニューは見た目や味の感想をアンケートに記入してゆきます。こうして自分たちで作ったものを客観的に評価することで、今後の製造方法をブラッシュアップしたり、新しいアイディアがひらめいたりする訳なのです。
 
自分が作った商品を勧めたり、友達と分け合って食べたり。あちこちから「おいしい!おいしい!」という言葉が飛び交い、なごやかな雰囲気で進む試食会。また、試食会には学生のみならず校長先生をはじめ先生方にもご参加いただいたのですが、学生から熱心な商品説明を受けて、とても感心しているご様子でした。
というわけで1・2年生合同のデイライトキッチンのメニュー試食会は大盛況で幕を閉じました。この試食会を通じて、学生のみなさんはファクトリーの意義を改めて認識してくれたのではないかと思います。これからもこの場所から、たくさんのアイディアとともに「おいしいもの」が作りあげられてゆくことに期待しております!
また、今回の記事のメニューを食べてみたい!と思われた方は、ぜひビジョナリーアーツ1階にあるデイライトキッチン・オーガニックに足を運んでみて下さいね!
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