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鍾乳洞・・・と聞けば九州人ならまず思い浮かべるのは熊本の球泉洞や山口の秋芳洞などですか。でもそんなメジャーなトコだけでなく、天神から車で小1時間も行けば出会える鍾乳洞もあるのです。というわけで涼を求めがてら、カフェトラ探検隊が出動してきましたゼ。
★この情報は2004年時点のものです。現在とは異なる場合があります。ご了承下さい。

まずは下段の地図をたよりに前原市にある瑞梅寺ダム(写 真左)を目指しましょう。一般的にはそんなに知られていないので、ちょっとわかりづらいです。

瑞梅寺ダムは1977年に竣工した重力式コンクリート方式のダムで総貯水容量 は2420千立方メートルなんだそうです。ダムマニアの方、勉強になるでしょ?
さて、瑞梅寺ダムで一息ついたら延々と車を走らせましょう。すると写 真のような場所に出くわします右は井原山の登山口。これを左です。

そっからは延々と山道。アップダウンが激しいので車高の低い車かなり気合いを入れて登って下さい。
やがてこの看板にぶち当たります。これを思い切って右折。くれぐれも左には行かないように。行き止まりですから!(体験済)
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それから延々と進むとご覧のような駐車スペースがあるのでここに車を止めましょう。
ここがゴール。 真ん中に止まっている車の奥に鍾乳洞へと続く小道あり。

ジャジャーン!ここが鍾乳洞の入り口です。しかし残念ながら奥は危険なので現在閉鎖されて中に入れません。残念。
警告文ギリギリの所から鍾乳洞内部を撮影してみました。奥は薄暗くてあんまり見えませんが、地底の底からわき出るような冷たい風が頬を撫でてくれます。ゾクゾク〜!
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鍾乳洞の中へは入れませんでしたが、前を流れる小川は必見です。小さい川ながら、透明度も高くて渓相がすごくいいんです。足を入れてみるとひんやり気持ちいい!
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ちなみに瑞梅寺ダム下流はホタルの生息地。毎年初夏の夜になるとたくさんのホタルが飛び交う幻想的なひとときを味わうことができます。ここも超おすすめ。

さてさて、この水無鍾乳洞前の小川沿いは井原山の登山ルートにもなっていて、初夏から秋にかけては多くの登山客が見受けられます。山で出会ったら挨拶などしてみて下さい。体力ある方は登山にもチャレンジしてみては?
あと、くれぐれも鍾乳洞まわりや小川にゴミなどを散らかさないように!大切な自然は個人個人の心がけで大事にしましょうね。
ちなみに天神から60分というのはあくまでも「交通 量が少ない時間帯」での話。日中の渋滞や間違って道に迷う事を計算すると、少なくともこの「倍」はかかりますのでご注意を。
鍾乳洞まで見事行き着いた方からの記念写真をお待ちしてます。 (suede)


■水無鍾乳洞へのアクセス
国道202号線バイパスから唐津方面へひたすら直進。周船寺ICを過ぎ、角にGSと「しまむら」のある交差点を左折。しばらく進むと「末永交差点」があるので右折。次の交差点を左折すると瑞梅寺ダムへと着きます。あとは上の図を参照して下さい。

■この近くのカフェ
ちょっと距離が離れてますが、周船寺まで戻るとCafe de Hina、今宿まで戻るとおやつモダン花野季、さらに治七のクリームパンもあります。ドライブがてら是非行かれてみて下さい。

 


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