カフェトラアウォード

カフェトラアウォード
カフェトラアウォード ベストロケーション賞 CAFE FILEを見る
  2012年1月、筑豊エリア初取材。1日で4店舗を巡ったのですが、そこで一番行ってみたかったのが直方にある「sora cafe」でした。
直方市郊外の高台にあり、お店の向かいからは直方の景色が一望できるという、まさにこの賞を与えるにふさわしい素晴らしいロケーション。
しかも夕暮れ時には真っ正面に夕日が沈むダイナミックな光景を拝む事ができるとか!次はぜひ夕暮れ時に行ってみたいなー!
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  中央区で普段生活している方でも、まず遭遇することはないと言い切れる程、ごくごく普通の住宅地の中というその立地。
蔦の絡まる古い建物。目立たない看板。一体何屋なのかわからない店名。そして、どこから入っていいのかすらわからない入り口。
極めつけは階段を登ってドアを開けると、いきなり出現する巨大な壁画。その全てにおいて衝撃を受けたカフェ。文句なしの受賞です。
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  カフェ不毛の地と言われる(というか自分が勝手にそう決めつけている)城南区において、久々に出現した期待の新生「そふ珈琲」。
別府一丁目商店街の中にあり、シンプルで清潔感あふれる佇まいは「現代の喫茶店」といった雰囲気。蝶ネクタイ+口髭+メガネという店主の出で立ちに「インパクト賞」をあげたくなっちゃいましたが、コーヒーは自家焙煎の本格派。すでに地域に馴染んでいるようなので、これからも息の長い店として末永く続いていってもらいたいです。
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  前回まであった「キュート賞」に替わり、新たに「話題賞」を設けました。この話題賞では、その年で一番話題性の高かったカフェをカフェトラ掲載・非掲載問わず選出するというもの。そんな初めての「話題賞」に輝いたのは、ここ「ブルックリンパーラー博多」!かのブルーノートがプロデュースしたという触れ込みで、オープン前から話題だったのは記憶に新しいですよね。個人的に「人生における無駄で優雅なもの、ぜんぶ。」というキャッチコピーに惚れました。
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  西新の商店街の中にあり、長年多くの人に愛されてきた「オーストラリアン・ビーンズ・カフェ」が、10年の節目に思い切って「パンケーキ&ワッフルの店」としてリニューアル。なんとランチ営業も排除し、創業当初の「日曜日の朝のようなゆっくりとした時間を一日中楽しめるカフェ」として再出発しました。コンセプトチェンジ&ランチ営業排除という思い切りの良さへのリスペクトと、この先10年、いやそれ以上、ずっと西新で愛されるカフェとして続いて頂きたいという思いを込めてsuede賞をあげちゃいます。
■総評
例年は年末に発表していたカフェトラ・アウォードですが、年末バタバタしている時に発表しちゃうと誰も見てくれないので年明けに発表することにしました。とはいえ今日は2013年2月1日。今更去年のネタですか?って思われるかもしませんが、グラミー賞の発表だって毎年対象期間の年明けだし、まぁ、いわば「福岡カフェのグラミー賞」っていう事で、あまり堅く考えずに発表させて頂きました!
2012年の福岡カフェシーン、メニューのトレンドとしてはやはり「パンケーキ」に尽きると思います。今回受賞した「Bean's Cafe」はもちろん、大名にはパンケーキ専門の「マルキーカフェ」がオープンし、パンケーキを定番メニューに取り入れるカフェも随分増えました。
九州初出店としては「ブルックリン・パーラー」の他にも、全国に出店中が加速する「星乃珈琲店」や、広島発の日本茶カフェ「田頭茶舗」といった独自のコンセプトを持つ店舗が続々と上陸。さらに全国でブレイク中の「コメダ珈琲店」の九州出店のウワサもちらほら耳に入って来ています(あくまで噂ですが)。
個人経営カフェとしては、ここ数ヶ月「別府・鳥飼エリア」への出店が加速しています。やはり家賃の安さと、おだやかな地域性が人気なのでしょうか。ゆるい営業をしているカフェが増えましたね。
年があけた2013年1月にはセブンイレブンが「セブンカフェ」の全国展開を発表し、これからはコンビニでも挽きたてコーヒーが飲める時代になりました。 コーヒーチェーンの帝王・スターバックスやマクドナルドの「マックカフェ」、さらに個人経営カフェ・・・3つ巴・4つ巴の「コーヒー戦国時代」に突入しそうな勢いですね。これからカフェ業界がどの方向へ進むのか。注目して行きたいと思います。
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