■総評
「福岡カフェ業界のグラミー賞」と勝手に名付けて、カフェトラ管理人の独断と偏見で毎年開催している「カフェトラ・アウォード」も、今回で7回目を迎える事になりました。
毎年言っているような気もしますが、2014年も本当にカフェの出店が多かった一年でした。個人店舗もさることながら、パルコの新館に代表される商業施設への出店も非常に多く、その出店数はまさにどこに行こうか迷ってしまう程。エリアも都心部だけでなく、さらに郊外へと広がりをみせています。
コンビニコーヒーやチェーン系カフェの隆盛もあって、普段の暮らしの中でもコーヒーに接する機会が格段に増えました。まさに群雄割拠と言えるカフェシーンの中、いかに個性を発揮し、他店と差別化ができるかというのがこれからのカフェのポイントになってくることでしょう。それは味であり、空間づくりであり、最後はやっぱり…「人」でしょうか。
2015年も素晴らしいカフェに出会える事を楽しみにしておきたいと思います。 |