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アーカイブ > 釜山コーヒー&デザートショーに行ってきました。 

 2016年3月17日・18日の2日間、2年ぶりに韓国・釜山に行ってきました!前回は韓国のコーヒーシーンの視察目的でしたが、今回は年に一度釜山で開催されるイベント「釜山コーヒー&デザートショー」にカフェトラがブース出店させていただくことになっちゃいました!さてさて、一体どうなってしまうのか!?
 
福岡空港国際線からエアプサンで一路釜山の金浦空港へ。釜山は今回が2回目。前回は友人が空港まで迎えに来てくれましたが、今回は電車と地下鉄を乗り継いで会場まで行ってみる事にしてみました。金浦空港から空港鉄道に乗って沙上駅まで行き、それから地下鉄2号線に乗り換えて40分ほどでセンタムシティ駅に到着。結構時間かかりましたが、リアルな釜山の人たちの日常を見る事ができて新鮮な気分を味わえました。そして会場の「BEXCO」を見てみてビックリ!とにかくでっかい!!デカすぎ!マリンメッセよりでっけー!!

 
このBEXCOは、過去に日韓ワールドカップの抽選会をはじめ様々な世界的なレベルが開催されるコンベンションセンター。外観もさることながら、内部もかっこいい!設備も充実してます。入り口で関係者パスを受け取り、いよいよ「釜山コーヒー&デザートショー」に潜入!わわわ!めちゃくちゃ多いやん!かなりの数の来場者にびっくり!

 
この「釜山コーヒー&デザートショー」自体は3/16〜19の4日間開催されるのですが、このうち3/18・19の2日間のみ「韓日 コーヒーとデザートの交流展」という特別ブースが設けられ、カフェトラは福岡代表(?)としてその一角に出店するんです。カフェトラの他にも飯塚市・佐賀市などの行政さんや、佐賀の「いずみや珈琲」さんが出店。日本のスイーツやコーヒー文化を釜山の方に知っていただこうというブースなんですね。

 
隣ではいずみや珈琲さんのさんがドリップコーヒーの試飲を提供中。その横で、恥ずかしながらカフェトラオリジナルのフレーバーコーヒーを販売させていただくことに。このドリップパックコーヒー、イベントの時しか生産しておらず、今回発注が遅くなったので80個しか持ってこれませんでした。ただ、果たして80個も売れるんでしょうか…?

 
こんな感じでトレイに乗せて販売スタート。すると、会場の方がみるみる集まってきて頂いて、1個、また1個と買ってくれるじゃないですか…!日本語とカタコト英語だけのコミュニケーションながら、ドリップパック式のフレーバーコーヒーが珍しいのかじゃんじゃん売れて行きます!釜山の方は結構日本語できる方が結構多くて、逆に「福岡からいらっしゃったんですか?」とかバリバリ話しかけてくれるし!中には1人で10パック買って下さる方まで!おかげさまで、3時間足らずで80個全て完売となりました!すげー!予想外の展開でした!(笑)

 
2日間で80個売れればいいなと思っていたのが3時間足らずで終了。今回の任務も完了しましたんで(笑)、イベント会場をぐるぐる視察することにしました。コーヒーに関しては、日本ではみたことないようなマシンや器具もたくさん並んでおり、どこみても興味しんしん!しかもその物量がすごいんです!前回釜山に来た時、市場の物量にもびっくりしましたが、このイベントもとにかくありとあらゆるコーヒー&デザートに関する器具や食材であふれています。カフェ業界人来たら、きっと絶対楽しいはず!

 
コーヒー豆だって、この物量ですよ!各ブース、装飾とかのハード面もすごくて、どこも見応えがありました!デザートコーナーではアイスクリームやかき氷の試食も多く行われており、長蛇の列ができてました。デザートに関しても日本とは流行が異なるのか、珍しいものが結構ありましたよ〜。

 
こちらはハワイアンなかき氷のブース。虹色にグラデーションされたかき氷はきっと日本でも流行りそう。で、個人的に気になったのはアウトドア専用のコーヒーメーカー。これ、ミルとドリッパーとカップが一体化された器具になってまして、お湯と豆さえあればどこでもドリップコーヒーが飲めるというスグレモノ。すっごく欲しかったので、買っとけば良かったと後で後悔…。

 
初日の夜は出店関係者の親睦食事会が開催されました!車で海沿いに移動し、「オーシャンビューのしゃぶしゃぶ店」という実に珍しいロケーションで韓国式のしゃぶしゃぶを堪能した後は、センタムシティに戻り、から揚げ&ビールのお店で二次会。この「から揚げ&ビールの店」というのは釜山の定番だそうで、食事の後は頻繁に二次会として利用されているんだそうです。僕はお酒ダメなのでコーラとから揚げをたらふく頂きました。宿泊はBEXCOの向かいにあるヒュンダイ・センタムホテル。あまりにも豪華すぎるホテルで、なかなか寝付けませんでした…(笑)

 
翌朝。まずはカフェにでも行ってみようかと、BEXCOの中にある「カフェ・ベネ」へ。このカフェ・ベネは「韓国版スタバ」と呼ばれるほど国内で勢いがあるカフェチェーン。日本でも羽田空港とかに数店舗出店しています。店内はウッドを基調としたスタイリッシュな雰囲気。ここで朝ご飯がてらにベーグルとカフェラテを頂いてから会場入りしました。

 
2日目も活気あふれる会場内。実はこの日、カフェトラでもお馴染み、博多区千代「タウンスクエアコーヒー」の安藤バリスタによるラテアートセミナーが開催されるんです。するとトラブルが発覚!なんと通訳をしてくれる全さんが、急な対応で一旦セミナー会場を離れなければならないことに!「ヤバイ!このままじゃセミナーが開催できない!」すると、ちょうどそこに取材で来場していた韓国コーヒー専門メディア「COFFEE TV」の日本人記者である髙橋さんがいらっしゃったので、急遽通訳としてご対応頂く事に!

 
髙橋さんの通訳を受けつつ、釜山の方々を相手にセミナーを行う安藤バリスタ。それを食い入るように見ている参加者。言葉は違えど、コーヒーやラテアートに対する情熱は世界共通です!安藤バリスタも自らが持つ技術を惜しみなく発揮し、参加者ひとりひとりにラテアートを教えていました。やがて全さんが会場に戻り、通訳も再開。約15名の方を相手にみっちり3時間のセミナーの第1部が終了しました。

 
セミナー終了後、参加者からの記念撮影に応える安藤バリスタ。大人気でした!
それで、この後第2部のセミナーも実施されるのですが、全さんがまたもや対応の続きで会場を離れなければならないことに!どうしようと悩んでいると、前回の釜山でお世話になったFM COFFEE HOUSEのバリスタ・Leeさんが偶然イベント会場に来てくれてるじゃないですか!Leeさんも日本語ができるので、髙橋さんとのダブル通訳で第2部を乗り切る事になりました!僕は飛行機の都合上、第2部がスタートする前に会場を後にしましたが、後から「バッチリうまくできました!」とのメールに一安心。急なトラブルにも関わらず、日韓のチームワークで乗り切る事ができました!良かった良かった♪

とまあ、なんだかバタバタでしたが、ドリップパックコーヒーも完売できたし、ラテアートセミナーも無事に実施できたし、釜山の美味しいものも食べれたし、大満足の2日間でした!欲を言えば釜山のカフェも数店巡りたかったんですけど、それはまた次回ということにしておきます☆

それにしても釜山はやっぱり面白い!コーヒーショップもカフェも多いし、みなさんとっても親切!何と言っても福岡から近いので、手軽に行けるところも最高です!いつか福岡のカフェ業界人と一緒に、カフェめぐりツアーや1Dayイベントなんかをやってみたいなー!って思いました。今回お話を頂いたCharm Worldの全さん、ならびに本イベントにご協力頂いたみなさん、本当にありがとうございました!!また行くよー!釜山!!
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