福岡ビジョナリーアーツレポート
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5月でオープン1周年を迎える福岡ビジョナリーアーツ1Fの学内カフェ「デイライトキッチン オーガニック」。この店の人気商品である天然酵母のパンや旬の果物を使ったスイーツは、実は毎日ビジョナリーアーツの学生達が手作りしているということはご存知でしょうか?そこで、今回のレポートは、デイライトキッチンのメニュー制作現場にフォーカスし、日々メニューづくりにいそしんでいる学生達の姿を追ってみました。
 
早朝の製菓実習室に向かうと、すでに白い実習服に身を包んで作業する大勢の学生達の姿が。これがビジョナリーアーツの毎朝の光景。製菓・製パン・カフェの各専攻の担当学生が、それぞれの持ち場で黙々と作業に取りかかっています。その傍らにあるホワイトボードには、この日に作るメニューの一覧とそれぞれの搬入時刻が記されていました。
 
それではどんなメニューを作っているのか、ちょっと覗いてみましょう♪製菓専攻の学生はちょうどタルト作りの真っ最中。土台となる生地を型に貼り付けて、順次オーブンで焼き上げていきます。隣の作業台では、製パン専攻の学生がパンづくりにいそしんでいる様子。パン生地の中につぶあんやチョコレートをひとつひとつ丁寧に入れていきます。
 
しばらくすると、先ほどのタルトの土台が焼き上がりました。次に行うのはフルーツのトッピング。果樹園さんから直接取り寄せた、みずみずしいイチゴや柑橘などのフルーツを、丁寧に盛りつけていきます。バランス良く盛りつけないと、ボリューム感が出なかったり、フルーツが崩れたりするので、見た目よりも結構難しいんだそうですよ。
 
ズラリと並んだお野菜の数々。これは一体何に使うのでしょう?正解はオープンサンドの具材。デイライトキッチンでは九州産の野菜を使ったサンドイッチを毎日日替わりで販売しているんです。この日は季節野菜のオープンサンドにチキンとキャロットラペのサンド、そして3種類の根菜のきんぴらサンドの3種類。素材が良いので、シンプルな味つけでも美味しいと評判なのです。
 
具材をサンドし終わったら、次に行うのがラッピング。サンドイッチはテイクアウト商品なので、「お客様の目に触れた時、いかに美味しそうに見えるか」という点も売り上げに繋がる大事な要素のひとつなのです。彩り豊かな野菜が見えやすいよう、透明のフィルムで丁寧に包み、最後に麻紐でしばると、見た目もかわいいサンドイッチの完成です☆
 
どうやらスイーツの準備もできた様子。イチゴのタルトに紅はっさくのタルト、そしてチョコタルトに豆乳カスタードシュークリーム…どれもこれも美味しそうです♪一通り商品が揃ったら、手分けして1Fのデイライトキッチンへと搬入します。実習室から1Fまでは手運びなので、実はここが一番緊張する所なんだとか。つまづいたりしたら、全てが水の泡ですからね…。
 
無事に搬入が終わると、それぞれの所定の位置に商品を並べます。この並べ方も重要なポイント。商品の良さが最大限に伝わるよう、角度をつけたりバランス良く配置しなければなりません。商品の価格や特長を記載したPOPも、商品の邪魔にならず、見やすいような位置に一つ一つセットしていきます。さあ、これで準備万端!あとはお客様のご来店を待つのみです♪
 
学生が担当するのはメニューづくりだけではありません。自分たちが作った商品がお客様にどう受け入れられているかを肌で感じるべく、レジにも積極的に立ちます。するとちょうどその時、お客様がご来店。数種類のパンを手に、レジにお越しになりました。レジ担当の学生はぎこちないながらもしっかり接客対応してました。マスク姿なので表情は良く見えなかったものの、その目は自信に満ちあふれていたようでした。
というわけで、デイライトキッチンのメニュー制作現場レポート、いかがでしたでしょうか?普段何気なく並んでいる商品も、実はこうして毎朝学生達が頑張って作っているんです。もしデイライトキッチンにご来店された際には、ぜひ学生達が作ったパンやスイーツを召し上がってみて下さい。そしてレジに学生がいた時には、気軽に声を掛けてあげて下さいね!
取材協力:デイライトキッチン オーガニック
FVA Informetion
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