福岡ビジョナリーアーツレポート
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今回お送りするのは、年に一度の特別イベント『Happy Smile Wedding』で使用するウェディングケーキづくり。『Happy Smile Wedding』とは、ウェディングプロデュース学科の学生が一般公募のカップルの結婚式をプロデュースするという毎年恒例のイベント。その披露宴で使用するウェディングケーキや引き菓子は製菓専攻の学生が担当することに。さてさて、みんなで力を合わせて作り上げたウェディングケーキは新郎新婦に喜んで頂けるのでしょうか?(2016.1)
 
やってきました『Happy Smile Wedding』当日。ウェディングプロデュース学科の学生を中心に、学校をフルに使って新郎新婦の晴れの日を祝福します。この日のビジョナリーアーツは学校ではなく結婚式場にチェンジ!いつもは学生で賑わっているエントランスは、新郎新婦のセンスを取り入れた緑豊かな受付に様変わりしていました。さて、それでは早速製菓専攻の実習室を覗いてみることにしましょう♪
 
実習室に入ると、製菓専攻の学生たちが集まってウェディングケーキづくりに没頭していました。ケーキのモチーフとなった「リボンをかけたギフトボックス」は新郎新婦と打ち合わせて、その思いを形にしたもの。鮮やかなオレンジ色のリボンはなんと飴細工で出来ているんです!デザイン画を参考に、着々とケーキが出来上がっています。しかしウエディングケーキの搬入までは残すところあと30分。時間との戦いでもあるのです。
 
文字通りケーキの「華」となるのが飴細工。花びらと葉の形に整えた色違いの飴を組み合わせ、エアを当てながら成形してゆくと、見事な花が完成しました!これをケーキの所定の場所にはめ込んでいきます。くれぐれもケーキのデコレーションが壊れないように気をつけて…見ているこっちがハラハラしてしまいますね(笑)
 
そしてケーキの側面をピンクとグリーンのかわいいマカロンで飾り、仕上げに新郎新婦の名前が入ったクッキーをセッティングすると、オリジナルウェディングケーキが完成しました!みんなで力を合わせて作り上げた秀作です!「やったー!できたーー!!」実習室の中は学生達の歓喜の声であふれます。記念にスマホで撮影する学生の姿も。それにしても素晴らしい出来映え♪
 
喜んでいるのも束の間。完成したケーキはすみやかに搬入しなければなりません!披露宴の会場は2階の学生ホール。くれぐれも壊さないように、慎重に、慎重に…。ゆっくりとした足取りで式場に入り、無事にテーブルに設置することができました。その光景を見ていた来場者からは早くも「すごい!」「かわいい!」という感嘆の声が聞こえてきます。
 
やがて式場が暗転し、いよいよ披露宴のメインイベントとなるウェディングケーキ入刀へ。合図とともにナイフを入れる新郎新婦に向け、一斉にフラッシュが焚かれます。新郎新婦も自分たちの思いが形になったケーキを見てとっても嬉しそう♪傍らからその光景を眺めていた学生たちも、大勢の方から祝福されている新郎新婦の姿を見て感無量の様子でした。
 
さてさて、無事にケーキ入刀が終わってもそれで終わりではありません。ウェディングケーキは一旦実習室に戻され、これから来場者のデザートとして振る舞われるのです。デコレーションに使ったパーツをひとつひとつきれいに取り除きながら、段重ねのケーキを分解。表面を生クリームで再びコーティングし、キューブ状にカットしていきます。
 
カットしたケーキをプレートに取り分け、イチゴやベリーをひとつひとつ丁寧にトッピング。そして仕上げにソースをあしらえば、なんともかわいいショートケーキの出来上がり!見た目もとっても美味しそうじゃないですか♪これなら来場者のみなさんもきっと喜んでくれるはず!
 
完成したショートケーキは、サービスを担当するウェディングプロデュース学科の学生の手によってアフターデザートとして来場者に振る舞われました。最後のデザートがウェディングケーキを切り分けたショートケーキだと知ってビックリする来場者。中には「かわいい〜!」と思わず写真を撮る方もいるほど。味も「美味しい!」と大好評でしたよ♪
最後はウェディングプロデュース学科の学生も交え、新郎新婦を中心にみんなで記念撮影!今年の『Happy Smile Wedding』も大成功で幕を下ろしました。学校と学生が一体となって繰り広げた世界でひとつだけのウェディングは、きっと新郎新婦の一生の思い出になることでしょう。お二人の新しい門出を心よりお祈りいたします♪
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