かつて「甘味処あぴ」というネーミングで移動販売や天神のチャレンジショップ出店などの準備期間を経て、 2007年1月、平尾交差点のほど近い場所にオープンしたカフェあぴ。
オーナーの宮本さんは元音楽関係の会社員という肩書きの持ち主。元花屋という吹き抜けのある2階建ての小さな店内は友人達のバックアップでリフォームされています。
「あぴ」というちょっと変わった店名は、宮本さんが小学生の頃友人のお母さんが作ってくれたフランスのチーズケーキ「ポム・ド・アピ」に由来するとか。食べたときにあまりにもおいしかったのでそのレシピを家に持ち帰ること数十年。会社勤めをしている時偶然そのレシピを見つけ、小さい頃からの夢だったお菓子作りのお店づくりを志したんだそう。
そんなあぴの看板メニューは手作りのお菓子達。七山村の卵や糸島の牛乳「伊都物語」などの体にやさしい素材ふんだんに使って毎日焼き上げられ、もちろんテイクアウトもOK。
また店内の小物やインテリアも宮本さんのセンスが随所に現れているので要チェック。
平尾の片隅で、「ほっ」とできる時間をぜひ過ごしてみてくださいね。
小さな間口でも縦に長い店内。奥の階段を登って2Fへと向かいます。ちなみに中央にいるのがオーナーの宮本さんです。
入口そばのミニテーブル。でもよく見るとどっかで見たことあるような…そう、病院で血圧図るときに使うアレです。
レトロ調の椅子が並ぶ2F席。フロアの一部は吹き抜けになっているので1Fと「お~い」「は~い」なんて具合にコミュニケーションもとれちゃいます。
一番奥の窓際は2名様限定の特等席。高宮通りを見下ろせるというなかなかのロケーション。真っ赤に塗られた窓枠と白いテーブル&チェアがナイス!
本日の昼ごはん¥600は体にやさしい家庭的な定食メニュー。この日はほうれん草とチーズの豆腐オムレツにミネストローネでした。
佐賀県七山村の自然卵と糸島郡の牛乳「伊都物語」で作ったという人気の「あぴプリン」は¥400。伊万里焼の器で頂きましょう。