小さな通りに面したビルの1Fに赤いドアの店ひとつ。これが今回ご紹介する「凡」。
元々東京・東北沢でロックバーを経営していたオーナーの中園さんが、地元の鹿児島に戻った2007年6月にオープンしたんだそうで、店名には平凡の「凡」と、生まれた土地でお店を出した「born」という二つの意味が込められているとか。
まわりの雑踏をよそに、店内には絶えずゆるやかな時間が流れています。
メニューは一日中食べられるという「日替わり定食」¥500や、野菜たっぷりの日替わりカレー¥500などのフード、MOKUのケーキセット¥600など。お酒好きな方には飲み放題+おつまみ5品のおまかせコース¥2,500がおすすめ。特にお酒は地元・鹿児島の焼酎を中心にラインナップし、一品料理も豊富。お洒落なバーとしても使えますよ。なお、テイクアウト&ご近所配達限定の日替わり弁当¥500も隠れた人気メニューなんだそう。
お客さんは比較的に女性が多いそうで、このゆるい雰囲気の空間が落ち着くのかも。
凡への入り口はこの手書きのメニューボードが目印。赤いドアを開けて中へと進んでみましょう。
落ち着いたトーンの照明がゆるい雰囲気を醸し出す店内。BGMはロックからスローナンバーまでノンジャンル。
壁面の白い本棚には絵本や雑誌をはじめ「お客さんが持ってきた」という漫画まで盛り沢山。ランチやお茶のお供にどうぞ。
店内はアンプラグドのライブやギャラリー、ワークショップに無料開放しているそう。アーティストの方はぜひ問い合わせしてみて下さい。
広すぎず狭すぎず、ちょうど良い大きさのテーブル席。所どころに赤が使われているのはヨーロッパっぽいインパクトを出したかったからだとか。
鹿児島といえばやっぱり芋焼酎!ということで、カウンターには地元で人気の焼酎がズラリと並んでいます。心ゆくまで酔いしれてみて下さい。