
★本記事はWEBメディア「フクリパ」からの引用記事です。
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築50年以上の画家のアトリエをリノベーションした、アート感満点のカフェ。
護国神社から小高い丘を登ること数分。住宅地の一角にひっそりと佇む蔦が絡まる一軒の民家。看板には「アトリエ寺田」の文字のみが記載され、庭先を良く見ると芸術的なオブジェがさりげなく点在している。「本当にここにカフェがあるのか?」一瞬躊躇してしまいそうになるが、勇気を出して2階へと続く階段を登る。やがてドアの先に広がっていたのは、今まで見たこともないようなアバンギャルドな世界だった。
ここは、かつて九州を代表する画家であった故・寺田健一郎画伯の住居兼アトリエだった場所。生前、画伯の仲間である芸術家や作家、俳優など、多くの文化人が集まるサロンのような存在だったそう。そんな人々が集う場所をもう一度復活させようと、画伯の息子さんご夫妻が2011年11月にオープンさせたのが、この「アトリエてらた」なのです。
店内には健一郎氏が描いたダイナミックな作風の絵画が多数展示され、その傍らには生前使用していた画材がそのまま陳列されており、いわゆる普通のカフェらしからぬ、アバンギャルドな香りが漂っています。また、寺田健一郎氏の長男であり造形作家だった故・太郎さんの作品も点在しています。
メニューはフレンチトーストやケーキ等のカフェメニューから、お酒と相性の良いフードまでが揃っており、中でも名物の「ヤッホーカレー」は、美味しいけど辛口すぎるのでお子様NGという曰く付きの逸品なんだとか。
アーティスト一家・寺田家の生家であり、父のアトリエでもあり、人々が集うサロンでもあった「アトリエてらた」。まるで時が止まったかのような異世界をぜひ体験してみてくださいね。
※本記事は福岡のWEBメディア「フクリパ」から引用しています。
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場所は六本松の小高い丘の一角。その外観は蔦の絡まる古びた洋館といった佇まい。ここがカフェだなんて初見では分からないかもしれません。

看板に導かれるまま二階へと上りましょう。登り切ったドアの奥に異世界が待っているのです。

ドアを開けるなり、目に飛び込んでくるのが壁一面を覆いつくす巨大な壁画。ものすごいインパクトです。まさに画家のアトリエそのまま。

一角には寺田健一郎氏が生前愛用していた画材やデッサンに使用する裸婦像がそのまま展示されています。

看板メニューと言えば、やっぱりこの「ヤッホーカレー」。見た目は普通のカレーですが、実際には北インドスタイルのスパイシーチキンカレー。しっかり辛いながらも、辛さと同等のうまみが感じられる一品。

創業当時から変わらないシナモンチーズケーキとコーヒー。ずっしりと重いチーズケーキの上にはシナモンがたっぷり。焼く前と焼いた後の2回もシナモンをかけているので、スパイシーさがたまりません。



















