数多くの飲食店がひしめく中央区大名。そんな大名の、とあるビルの2階に2017年4月に誕生したのが、この「シタデル」。コンセプトは「肩肘張らない街のBARであり、みんなの日々に寄り添える夜の喫茶店」。英語で「城塞」を意味する「シタデル」という店名も、この店に集う人々にとって、良き拠り所でありたいという想いを込めて名付けられました。
オーナーを務める小原さんは、なんと九州大学の大学院卒という肩書きの持ち主。大学時代に教員免許まで取得しながらも、卒業後にたまたま入った飲食業界の楽しさを知り、飲食の道を歩むことに。カフェやバーで店長を任され、日々お客さんと接するうちに「いつかは自分の店を持ちたい」と思い立ち、30歳になるのを機に、シタデルを開業したんだそうです。
看板メニューは何と言ってもコーヒーカクテルと自家製リキュール。コーヒー豆は味に定評のある「MANO+MANO」のオリジナルブレンドを採用。定番の「アイリッシュコーヒー(¥900)」や、ブランデーを染み込ませた角砂糖に火をつけて香りと炎の演出を楽しむ「カフェ・ロワイヤル(¥900)」などバリエーション豊かなコーヒーカクテルが楽しめ、80種類もの自家製リキュールはいずれも新鮮な旬のフルーツを使用。サングリア(グラス¥800〜)も人気です。
このような紹介の仕方では単なるバーのようですが、夜の喫茶店を謳う以上、ブレンドコーヒー(¥550)やカフェラテ(¥600)、自家製ケーキなどカフェメニューも充実。しかも「喫茶店としても使ってもらいたいので、ウチはノーチャージなんです」という点も嬉しいところ。
お酒を飲む方も、飲めない方も。お酒を飲む前に、飲んだ後に。様々な使い方ができそうな「大名の夜の喫茶店」。あなたならどう使う?
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階段を上ると、まず目に入るのが店内に飾られた多数の自家製リキュール瓶。これぞまさに圧巻!まるで大学の研究室のような雰囲気です!
カウンター10席、テーブル18席+補助席の店内。クールでシンプルな内装に木製のインテリアが映える素敵な内装。フロアには間仕切りもなく、とっても開放的。1人飲みから団体様の飲み会まで、様々なシーンで利用出来ます。
やっぱり人気はL字型のカウンター席。店内では女性バリスタも活躍中。フランクな接客でお客様との距離も近いのが特長なのです。
代表的なコーヒーカクテルである、「アイリッシュ珈琲(¥850〜)」をはじめ、コーヒーカクテルの数はなんと40種類以上!ここまで多くの種類のコーヒーカクテルを提供しているお店は他に無いとのこと。
自家製スパイスカレージンを使った「スパイスカレーマティーニ(¥850)」など、CITADELでしか飲めないカクテルが多数ラインナップされています。
こちらは「季節フルーツの自家製サングリア(¥800)」。旬のフルーツやハーブなどを贅沢に使っていて、女性人気No.1とのことです。