2019年の夏。お盆休みが例年より長く、クライアントさんはどっこも夏季休暇中。ズバリ、ヒマ。そうなるとどこかに行かずにはいられない!だって夏なんだもん!ってことで、前からずっと行ってみたかった「大阪・京都ぶらり旅」に急遽出かけることにしました。途中で良さげなカフェや喫茶店を巡りつつ、46歳の「カフェおじさん」の気ままなひとり旅日記。とくとご覧あれ(笑)

1日目・大阪

博多駅から新幹線に揺られること約2時間半。やっと着きました、新大阪。とりあえず電車でミナミに移動し、心斎橋界隈をぶらぶら散歩することに。しかし、さすがにお盆の真っ只中とあって、どこもかしこも人だらけ。しばらく歩いていると、コーヒースタンドを発見しました。福岡にも大名に店舗がある「W/O STAND」の心斎橋店でした。こちらは神戸の1号店に次ぐ2号店としてオープンしたんだそう。よくご覧下さい。黄色い自動販売機。実はここが入り口のドアになっているのです。

店内はコーヒースタンドらしい小バコな空間。でも福岡の店舗より断然広いです(福岡は極端に狭いもんね…)。タイル張りのベンチに座って、季節限定の「ぶどうソーダ」を頂きました。ソーダの上にぶどうの粒がそのままトッピングされた爽やかな一杯。この日は朝から快晴で気温も高く、かなり喉が渇いていたので、とても美味しく感じました。ちなみにW/O STANDは店舗ごとにステッカーのイラストのモチーフが違う事で有名ですが、この心斎橋店のモチーフはミック・ジャガーでした。

W/O STAND SHINSAIBASHI
大阪市中央区西心斎橋1-15-15/営業時間 11:00~19:00/定休日 不定休
https://www.instagram.com/with_out_stand_shinsaibashi/

「W/O STAND」でとりあえず喉を潤わせたら、また心斎橋をぶらぶら散歩。するとすぐ近くで見るからにカッコいいコーヒーショップに遭遇しました。「STREAMER COFFEE COMPANY」というお店。あとで調べてみたら、2010年に渋谷に誕生したコーヒーチェーンで、オーナーさんは2008年にアメリカのシアトルで開催された「フリーポアラテアートチャンピオンシップ」において、アジア人で初めて優勝した経験を持つお方なんだそうです。店内の至る所に点在するロゴにもフリーポアのラテアートが描かれていました。

エントランスが喫煙OKだったので、ベンチに席を確保。暑いけど。ベンチにはいろんなステッカーがびっしりと貼られていて、まるで海外のカフェのようなストリート感がありました。スタッフの子におすすめを聞いてみると季節限定の「コーヒージェリーフロート」がイチオシとのことでしたので、早速オーダー。アイスクリームが浮かんだラテの底にはコーヒージェリーがぎっしり。これを太いストローでズズッと飲み干すのです。暑かったし美味しかったので一気に飲ませていただきました。ごちそうさまでした。

STREAMER COFFEE COMPANY SHINSAIBASHI
大阪府大阪市中央区西心斎橋1-10-19/営業時間 8:00~22:00/定休日 不定休
http://streamer.coffee

「STREAMER COFFEE COMPANY」を後にして、そのまま通りを直進していると、なんともデカそうなカフェを発見しました!こちらの名前は「W cafe」。なんと総席数120を誇る、大阪市内でもかなり大バコな部類のカフェなのです。ちょうど時間はランチタイムの真っ只中。ドアを開けると、広々としたフロアにゆったりと席が配置されており、たくさんのお客さんで賑わっておりました。内装やインテリアなど、どこを見てもスタイリッシュで、良い意味で「20年前の東京カフェブーム」を思い出させてくれるような、開放感あふれるセンスの良い空間でございました。

店内はとても広くて、半個室席や広いテーブルを配した会議にも使えるような席もありました。さっき立て続けにドリンクを2杯飲んでお腹もタプタプだったので、こちらではティラミスセットをオーダーしました(でもセットドリンクはまたもやコーヒー)。お皿に可愛らしくデコレーションされたティラミス、とっても美味しかったです。ちなみにW cafeは今では珍しい全席喫煙OK。愛煙家にとっては嬉しいカフェでした。

W cafe
大阪府大阪市中央区西心斎橋1-12-11/営業時間 11:30~23:00(L.O)/定休日 なし
https://wcafeosaka.com

心斎橋を後にし、キタにやってきました。次に向かったのは大阪で人気のカフェチェーン「太陽ノ塔」。ここ、前からめっちゃ気になっていたんです。なんせ岡本太郎の「太陽の塔」が大好きですから僕。こじんまりとしたドアの横には、シンプルな「珈琲」の看板。ドアを開けてみるとびっくり!女性客で満席でした。幸いにも一番奥の広いテーブル席が空いていたので、そこに通していただきました。店内には使い古されたユーズドの家具が点在し、アートな雰囲気も満点です。

ここでランチをいただくことに。「選べるメインのおそうざい定食」は肉か魚を選べたので、迷わず肉をチョイス。出てきたのはダッチオーブンに入った肉料理と、トーストや惣菜のワンプレート。見た目よりボリュームありました。食後にはついで太陽ノ塔の名物プリンもオーダー。昔懐かしい足付きのデザート皿にカスタードプリン。上には生クリームとチェリーがトッピングされてました。昭和を感じさせる空間でゆっくり過ごせました。ちなみに店名の由来は…聞き逃しちゃいました(笑)

cafe太陽ノ塔 本店
大阪府大阪市北区中崎2丁目3-12/営業時間 9:00~22:00/定休日 なし
https://taiyounotou.com

一気にカフェを4店舗も巡ったので、お次は僕が「大阪一大好きな場所」に行くことに。それはもちろん「太陽の塔」。岡本太郎が好きな人なら必ず訪れる聖地。僕も何度も足を運びました。個人的には大阪のシンボルは通天閣ではなく太陽の塔!って思ってます。勝手に。で、なんでまた今回も太陽の塔に来たかと言いますと、塔の内部公開を見るためなのです。「太陽の塔には内部がある」ということは以前から知ってましたが、やっとこのタイミングで予約することができました。

入場時間になり、満を持して太陽の塔の内部に潜入!入ってすぐに太陽の塔の第4の顔である「地底の太陽」があり、その奥には巨大なホールになっていて、真ん中には生物の進化を象徴した「生命の樹」がズドーンとそびえ立っていました。その光景は、大阪万博が行われた50年前に岡本太郎が想像したであろう近未来の世界。独特の色彩で彩られた塔の内部は、僕のイメージをはるかに超えてました。みなさんも大阪行かれた時にはぜひ一度行ってみて下さい。マジで感動しますよ!(ちなみに太陽の塔の内部観覧には事前のWEB予約が必要です)

太陽の塔
大阪府吹田市千里万博公園1-1 万博記念公園内/営業時間 10:00~17:00/定休日 WEBにてご確認下さい
https://taiyounotou-expo70.jp

そのあとはモノレールと阪急電車を使って梅田まで移動。大阪駅がリニューアルされてて、その変貌ぶりに驚きました。もう僕が知っている梅田じゃなくなってました(笑)。ということで大阪駅からひと駅隣の福島駅の近くにある宿泊先の「ファーストキャビン」にチェックイン。ここはいわゆるドミトリースタイルの宿泊施設。お風呂やトイレは共同で、部屋は一応個室ですがベッドが置いてあるだけ。都心部でも宿泊代は安いしキレイなので「寝るだけでいいや」って方には最適でしょうね。僕にはちょっとキツかったですが(笑)。

2日目・京都

2日目の朝が来ました。早朝にチェックアウトして、徒歩で大阪駅へ。それから阪急電車に乗って一路京都へと向かいます。この日も朝から暑くて、朝の移動ながらすでに汗だくに。京都に着いたらシンボルの京都タワーが出迎えてくれました。さて、早速朝食を食べることにします。

やってきたのは「イノダコーヒ本店」。「イノダコーヒー」じゃないんです。「イノダコーヒ」なんです。「名古屋にコメダあり、京都にイノダあり」と言われるくらい、ここ京都では知らない人がいない老舗のコーヒー店。ここのモーニングがものすごく有名で、以前からずっと気になっておりました。8時に到着したのですが、すでにお店の前には長蛇の列が。すごいです。

しばらく列に並んでいたら、ようやく2階の席に通されました。まだ朝なのにどの席も満席!店内は想像以上に広くて、テラス席までありました。そしてオーダーしたのが名物モーニング「京の朝食」。いろんな種類の野菜がたっぷり入ったサラダにスクランブルエッグ、厚切りのハム、そしてバター感あふれるクロワッサン。これにコーヒーとオレンジジュース付き。コーヒーは「アラビアの真珠」と呼ばれるイノダの看板メニュー。ミルクと砂糖を入れて味わうのがイノダ流なのです。美味しいモーニングで京都の朝を満喫。ごちそうさまでした。

イノダコーヒ本店
京都市中京区堺町通三条下ル道祐町140/営業時間 7:00~19:00/定休日 なし
https://www.inoda-coffee.co.jp

イノダコーヒを後にして、河原町までやってきました。しばし街を散策しながら、どこか良さげなカフェを探します。せっかく京都に来たので、京都らしいカフェを探していたら…ありました!その名も「フランソア喫茶室」。画家であった「フランソア・ミレー」から名前を付けたこのお店は昭和9年に創業。内装はイタリアバロック様式で、豪華客船のホールをイメージしているそう。なんでも2003年には喫茶店としては全国で初めて国の登録有形文化財(建造物)に指定されたという由緒ある喫茶店なのです。

10時のオープンと同時に一番乗りで入店。イノダのモーニングでお腹いっぱいだったので、こちらではレアチーズケーキセットをオーダーしたのですが、このレアチーズがすっごく滑らかな上にしっかり濃厚で!こんなレアチーズケーキ、はじめて食べました。コーヒーもおいしくて、カップのデザインもレトロで可愛かったです。クラシック音楽が流れるレトロな空間で、しっとりとしたひとときを楽しませていただきました。

フランソア喫茶室
京都市下京区西木屋町通四条下ル船頭町184/営業時間 10:00~22:30/定休日 なし
http://www.francois1934.com/

京都で早々と2店舗の喫茶店を堪能して、京都の街をぶらぶら散策した後は、ずっと前から行きたかった場所に行くことにしました。河原町から地下鉄とバスを乗り継ぎ、それから徒歩で15分。やってきたのは京都市の郊外にある禅寺「正伝寺」。蝉の鳴き声を聞きながら、木々が生い茂る石段を登ります。真夏の炎天下ながらも、この場所には凛とした空気が漂っていました。

今回わざわざこの正伝寺に来た理由というのが、ここにある枯山水の庭は、約40年前にデヴィッド・ボウイのCM撮影で使われたからなのでした。昨年夏のロンドンから続く、デヴィッド・ボウイの聖地巡礼です。正式には「獅子の児渡し庭園」と言うそうです。CM撮影時、ボウイはこの庭を眺めながら、そのあまりの美しさに涙したという逸話も残っています。憧れのボウイが座ったであろう縁側に座り、庭園をゆっくり時間をかけて眺めました。長年憧れていた場所に来れて本当に嬉しかったです。

正伝寺
京都市北区西賀茂北鎮守庵町72/営業時間 9:00~17:00/定休日 WEBサイトでご確認下さい
http://shodenji-kyoto.jp

その後京都駅までバスで戻り、京都駅界隈をぶらぶら散歩してから新大阪駅に移動。旅の最後にもう一店どっかに寄りたい気分だったので、新大阪駅1階にある老舗喫茶店「サンチョ」へ。お腹が空いていたので、喫茶店らしいメニューをと思い、ピラフランチをオーダー。これが昔懐かしい味でなかなか美味しかったです。昭和の雰囲気が漂う喫茶店でしばし時間を潰して、駅でお土産を買ってから新幹線で帰福しました。

喫茶サンチョ
大阪府大阪市淀川区西中島5-16-1 JR東海新大阪駅 1F味の小路/営業時間 7:20~21:00/定休日 不定休
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ということで、あっという間の一泊二日の大阪・京都の旅でした。タイトルの「ぶらり旅」通りに、特に観光名所に行くわけでもなく、行きたい所に行き、何気ない街をぶらぶら歩き、ちょっと歩き疲れたらカフェに立ち寄る、そんな気ままな一人旅でございました。まあ、お盆休みの真っ只中だったので、どこも人だらけだったのと、九州より暑かったのが想定外でしたが、その辺も含めて良い夏の思い出になりました。またいつか、今回のような気ままな一人旅に出掛けたいと思います♪








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