福岡県南部・久留米市に隣接する八女郡広川町。九州自動車道「広川IC」を降り、10分ほど車を走らせていると、やがて現れる「キングストンの森」と名付けられた小さな森。この森の奥深くの場所に2012年9月にオープンしたのが今回ご紹介する「森の中のカフェ PARIS」です。
イメージは「パリの郊外にあるような、敷居の低いカフェレストラン」。森の中という自然あふれるロケーションの中で、レストランレベルの料理をリーズナブルな価格で楽しんで頂き、「高感度な人に、ときめき・きらめきを感じて欲しい」という思いを込めているそう。
代表的なメニューは、ナイフとフォークで食べられる程柔らかい「仔鴨のコンフィ」(単品¥1,200)をはじめ、天然酵母のパンに甘酸っぱいフレンチソースで仕上げた名物「湯納楚ハニーサンド」(¥800/ハーフサイズは¥500)、コクとうまみの「フレンチカレー」¥900、自家製ケーキ¥400といった、手作りの品々が並びます。また、オイルは全てエクストラバージンオリーブオイル、コーヒーは「水洗いコーヒー豆」と地下水を使用するなど、素材にも随所にこだわりが感じられます。
なお、18:00以降は予約制でのディナー営業も行っており、メイン1種のコースが¥2,500、メイン2種のコースが¥3,500にて提供中。夜にはあたりが真っ暗になり、幻想的な森の中でのひとときを楽しむ事ができるとか。四季折々の森の景色を楽しみながら、くつろぎの時間を過ごしてみて下さいね。
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駐車場に車を停め、案内看板に促されつつ、うっそうとした森の中へと歩みを進めましょう。石畳の上をしばらく歩いていると、やがて突然、白亜のカフェが出現します。
入り口で靴を抜いだら店内へ。4人掛けテーブル2台と2人掛けテーブル1台の10席がバランス良く配置されています。窓の外は深い緑が広がり、森の中にいる事を実感させてくれます。
床は使い込むたびに味わいが出てくる杉の無垢材を使用。同素材で作ったテーブルは自然塗料を染み込ませており、光沢のないマットな質感と絶妙な色合いが特長なのです。
店内の食器類は主にフランス・プロヴァンス地方のものを使用しているそう。壁面の飾り棚にはクラシカルなカップやワインボトルが美しくディスプレイされています。
冬期に大活躍するのがこちらの物体。実はコレ、スイス製の蓄熱薪ストーブなるもの。ほとんどが石で出来ており、エネルギー効率が良く、煙もキレイという暖房器具なのです。
14:30までのランチはオードブル+選べるメイン+選べるデザートにドリンクが付いて¥1,500。+¥300でおすすめメイン「ハンガリー産仔鴨のコンフィ」がチョイスできますよ。