古くから「家具の町」として知られる福岡県大川市。町の中心部にある南欧風の商業施設「ヴィラベルディ」の中にあるのが、1999年に創業した日本でも先駆けのスペシャルティーコーヒー専門店「あだち珈琲」。コーヒー豆の販売店として営業していく中、やがて「ゆっくりコーヒーを楽しんでいただける場を提供したい」という思いが募り「本店(大川店)の喫茶室」という位置付けで同施設内に2018年に誕生したのが、この「コロイコ」。
店名はオーナーの安達和宏さんがCOE(=カップ・オブ・エクセレンス。高品質なコーヒー豆の世界的な品評会)でかつて訪れた南米・ボリビアの街にちなんで名付けたそうです。
2021年4月には「シンプル&ナチュラル」をコンセプトに、モダン&スタイリッシュに全面リニューアル。椅子やテーブル、ラックといったインテリアは家具の町・大川産をメインに採用しており、ソーシャルディスタンスが取れるよう席間もゆったりしています。さらにガラス越しに商業施設のパティオ(中庭)が見渡せ、ロケーションも開放的。
11:00〜14:00のランチタイムには、週替わりプレート・ローストビーフプレート・ローストポークサンド・ローストビーフサンドの4種類がラインナップ。自家製のデザートは旬のフルーツを使ったケーキやワッフルをはじめ、コーヒー専門店の喫茶室らしく、アフォガードやコーヒーゼリーソフトといったコーヒーを使用したメニューも。ちなみにメニューは全て若い女性スタッフたちが考案しており、素材にこだわり、見た目も美しいメニューを提供することを常に心がけているんだとか。
客層も若い女性からシニア層までと幅広いので、これからもますます大川市民に愛される存在になりそうです。
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大川市の中心部に突然現れる南欧風の建物が「ヴィラベルディ」。パティオ(中庭)を配した商業施設で、大川市民の憩いの場にもなっています。正面左側にあるのが「あだち珈琲 大川店」で、その奥右手に「コロイコ」はあります。
ガラスのドアを開けると、打ちっ放しのコンクリートのフロアにウッドが映えるスタイリッシュな空間が広がっています。席の間もゆったり取られているので居心地もよし。ちなみに施設のパティオのテラス席も利用できるそうですよ。
店内で使用しているインテリアは「家具の町・大川」らしく、大川産のものをメインにセレクトしています。ちなみにフードやデザートを提供する木製のプレートも大川の職人さんの手によるものなんだとか。
カウンター横の棚やショーケースには美味しそうな焼き菓子やケーキが並びます。デザート類は全て店内で作っているんだそう。コーヒー豆も販売しているので、お土産として一緒に購入するのも良いですね♪
ランチタイムのおすすめメニューは「ローストビーフサンド(¥1,210)」。国産牛を使用するなど、素材にもこだわった一品。カラフルな断面は写真映えもばっちり!ちなみにドリンク(コーヒーorオレンジジュース)付きです。
デザートメニューも充実。写真は季節のフルーツタルト(¥660)。しっとり重めなタルトの上に、旬のフルーツがぎっしり&可愛くデコレーションされています。プラス¥330でドリンクセットにもできますよ♪