ブラジレイロ

福岡市博多区店屋町1-20
10:00-18:30OS
日曜日・祝日
50席
092-271-0021

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参加費は美味しいコーヒーor紅茶&ケーキ付きで各回1,000円となっています。
毎月のスケジュールについては、カフェニュースにてご確認ください。
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自慢は自家焙煎コーヒーと手作りの洋食。現存する福岡最古の喫茶店。

現在は数多くのビルが立ち並び、オフィス街としての顔を持つ旧博多部エリア。大博通りを一本内側に入ると、古き良き博多の街並みが今なお残っています。そんな博多区店屋町の一角にある、古い洋館を思わせる淡いブルーグレーの建物。ここが現存する福岡最古の喫茶店として名高い「ブラジレイロ」。
このブラジレイロが誕生したのは昭和9年のこと。元々ブラジル・サンパウロ州のコーヒー局が、日本にブラジルコーヒーを宣伝する目的で開業したそうで、当初は東中洲の河畔にあり、そのモダンな白亜の外観は、瞬く間に博多っ子たちの話題の的に。やがて作家の火野葦平氏や原田種夫氏などの九州文学の面々も足繁く通うようになり、現在の店屋町に移転後も福博の文化的サロンとして長きに渡り親しまれてきました。現在の代表は二代目の中村好忠さん。福岡市喫茶業組合の理事長も務めるお方です。
そんなブラジレイロの自慢は、自家焙煎コーヒーと手作りの洋食。コーヒーは良質の豆を長い歴史に裏付けられたプロの技術で焙煎した本格テイスト。味と香りを存分に堪能できます。 また、とことん手作りにこだわった洋食は、ハッシュドビーフやオムライス、ハンブルグステーキといった馴染み深いメニューが揃い、今なお予約なしではありつけない程の人気ぶりなのです。
過去の歴史を踏襲するだけではなく、オリジナルのリキッドコーヒーやブラウナーシロップの開発、話題のカフェインレスコーヒー「デカフェ」豆を取り扱うなど、時代の変化に柔軟に対応してゆく姿勢も、名店と言われる所以です。
これからも、ずっと福岡を代表する喫茶店でいて欲しい。そう願って止みません。

入り口のガラスには味わいのあるロゴマークが。地球儀のブラジル部分からカップが飛び出してくるという、なんとも斬新なデザイン。カップやお皿にもこのマークが印字されています。

長年使い込まれたテーブル。このテーブル越しに様々な人たちが一杯の珈琲を手に会話を楽しんでいたことでしょう。喫茶店の定番である新聞や雑誌ももちろん完備されています。

細長い店内は2階建て。よりゆっくり過ごしたいという方は、香ばしいコーヒーの香りを嗅ぎながら、螺旋階段を上りましょう。柱の上の照明に懐かしさを感じてしまいます。

やわらかい日の光が差し込む2階席。壁には懐かしいポスターや絵画、ポートレイトが飾られ、優しいクラシック音楽が流れています。ランチタイム以外は喫煙可なのも愛煙家にはうれしい所。

自慢の手造り洋食の中のひとつ、ラグビーボール型が特長の「ミンチカツレツ」はサラダとデミサイズコーヒー付きで¥1,400。長い間、絶えず愛され続けてきた名店の味をお楽しみあれ!

古き良き伝統の味「クラシックブレンド」は¥530。一杯目はそのまま、二杯目以降はオリジナルホイップを浮かべてどうぞ。手造りの「ガトーショコラ(¥450)」との相性も抜群。

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