カフェトラアウォード

カフェトラアウォード
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  2014年のベストロケーション賞。今回も随分迷いましたが、中央区港にある「cafe & bar Brisa do」に決めちゃいました。
福岡船溜の横という海沿いの場所もあってか、築50年もの古いアパートを改装した店内には常に心地よい風が吹き抜けています。
路地裏っぽい雰囲気と、近くにある造船所や小さな神社も相まって、中央区内とは思えないトリップ感を味わえるのも魅力です!
運が良ければオーナー鮫島さんの「ふるまいうた」にも出会えます。
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  「いろんな意味でパンチの効いたカフェ」に出会えるのもカフェならではの魅力。そんな意味で創設したこのインパクト賞ですが、最近なかなかインパクトのあるカフェに出会えないなぁ…と思っていたら、ありました。清川の「BANKS」が!
コーヒーはもちろん、店頭で焼き上げるケバブにブリトー、はたまたフォーや支那そばまで雑多なラインナップのメニューはもちろん、なんといってもオーナー高木さんのキャラ。実にフォトジェニックなその表情は、まさにこのインパクト賞にふさわしい秀逸さ。ぜひ実際に会いに行って頂きたいです。(笑)
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  2014年も怒濤のオープンラッシュだった福岡のカフェシーン。時間の許す限りいろんなカフェに足を運びましたが、どこも素敵なカフェばかり。新人賞をどこにするかさんざん悩んだあげく、プライベートで訪れた早良区有田の「コップ食堂」さんに決めました。
室住団地のそばの「えっ!こんな場所に?」という立地、木をふんだんに使用した清潔で暖かみのある店内、お肉とお魚の2種類のごはんに手作りのデザート、そして目の前には小学校の校舎がどーん!いろんな意味でガツンとやられちゃいましたので、新人賞を差し上げます。
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  今年の福岡のカフェシーンで一番の話題だったのは、レックコーヒー岩瀬さんのJBC(ジャパン・バリスタ・チャンピオンシップ)2014での優勝だったのではないでしょうか。これまでカップテイスターズやコーヒーロースティング部門での日本一はありましたが、バリスタ部門での日本一は、福岡のカフェとしては初の快挙となりました。
2015年4月にアメリカ・シアトルで開催される世界大会へのエールも込めて、話題賞を差し上げます!
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  昨年までの「suede賞」から「管理人特別賞」に名称を変更した本賞。2014年は、こちらもプライベートで訪れた糸島の志摩芥屋にある一戸建てのカフェ「リトルブリテン」に決定!
福岡市内にもイギリス風のメニューを提供するカフェは数有れど、ここは内装から雑貨、そして美しいイングリッシュガーデンに至るまで、まさに「小さなイギリス」と言える程の完成度!
個人的に大のイギリス好きな上、カフェトラFacebookページの投稿でも2014年の最多いいねを獲得したという功績も合わせて、管理人特別賞を差し上げちゃいます。

■総評
 「福岡カフェ業界のグラミー賞」と勝手に名付けて、カフェトラ管理人の独断と偏見で毎年開催している「カフェトラ・アウォード」も、今回で7回目を迎える事になりました。
 毎年言っているような気もしますが、2014年も本当にカフェの出店が多かった一年でした。個人店舗もさることながら、パルコの新館に代表される商業施設への出店も非常に多く、その出店数はまさにどこに行こうか迷ってしまう程。エリアも都心部だけでなく、さらに郊外へと広がりをみせています。
  コンビニコーヒーやチェーン系カフェの隆盛もあって、普段の暮らしの中でもコーヒーに接する機会が格段に増えました。まさに群雄割拠と言えるカフェシーンの中、いかに個性を発揮し、他店と差別化ができるかというのがこれからのカフェのポイントになってくることでしょう。それは味であり、空間づくりであり、最後はやっぱり…「人」でしょうか。
 2015年も素晴らしいカフェに出会える事を楽しみにしておきたいと思います。