佐世保名物の長い長いアーケードに程近い、多くの飲食店が軒を連ねる繁華街の一角に立つ一軒の雑居ビル。その最上階にひっそりと居を構えているのが、佐世保の人気店「カフェ・アルジャーノン」。
オーナーは以前、現店舗の近くで同じ店名のバーを経営していたそうで、ご自身のご結婚を機に、2006年秋よりこの場所に移転し、カフェとしてリニューアル。今ではご夫婦で仲良く営業をされています。
エレベーターで5階にたどり着くと、そこに広がるのは唯一無二な「アルジャーノンの世界」。ホワイトのタイルをあしらったオープンキッチンのカウンターや、程良く使い込まれた古き良きチェア、パブ仕様のテーブルといったインテリアの数々に、音楽好きなオーナーのコレクションである1,000枚ものアルバムや楽器類が程良くミックスされ、居心地度満点の素敵な空間が実現しています。中でも大きなガラス窓から眺める景色は佐世保の市街地が見渡せ、ロケーションも最高。
メニューはフレンチトーストやホットサンドなど午後の小腹を満たしてくれるオーソドックスなフードから、ゆず茶や自家製ジンジャーエールといったほっこり系ドリンク、アルコールに良く合うソーセージプレートまで、楽しいひとときのお供になる魅力的なメニューが勢揃い。また、14:00~18:00にはお昼だけのセットメニューが登場。ケーキやフレンチトースト等のセットがお得。
午後からオープンし、深夜まで営業しているので、夜にふとカフェでまったりしたい方や2軒目のお店として利用する方も多いんだそう。また、今後はランチなどフードメニューも少しずつではありますが、増やしていく予定とか。こちらも楽しみです。
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アルジャーノンがあるのは、一見カフェに似つかわしくないような繁華街のど真ん中にあるビルの上。「ホントにカフェがあるのかな?」恐る恐る(?)エレベーターに乗り、いざ5階へ。
エレベーターを降りるなり、いきなり広がる「アルジャーノンの世界」。まず目に入るのは代名詞とも言うべき、爽やかなタイル張りのカウンター席。さあ、お好みの椅子にどうぞ。
こちらはテーブル席。カーブを描いた広いガラス窓の眼下には佐世保の町並みが広がります。この「見下ろす感」を味わえるのもアルジャーノンの魅力。以前はここから佐世保川が見えていたそう。
入口付近に飾られているのはオーナーが長年集めたというレコードやCDのコレクション。その数なんと1,000枚!しかしこうやって飾られたアルバムジャケットを眺めてるだけでも壮観ですね。
店内奥の壁面にはアコースティックギターやオルガン、アーティストのポスターが飾られています。写真中央にあるのはバー時代に使われていたという、実に味のあるパブテイストなテーブル。
大きなカフェオレボウルで提供されるカフェラテは¥600。ブルーベリーソースで頂くベイクドチーズケーキは¥450。ゆるーく流れる時間の中、美味しいケーキを片手に自分だけの時間を楽しんで。