【神松寺】7月1日、古民家シェアテナント「FOUR SHARE SHINSYOJI.」内に「喫茶 百葉」がオープンしました。
7月1日、古民家シェアテナント「FOUR SHARE SHINSYOJI.」内に「喫茶 百葉」がオープンしました。
場所は福岡市城南区神松寺にある古民家シェアテナント「FOUR SHARE SHINSYOJI.」の一角。
油山観光道路の西側を並走する県道557号線(東油山唐人線)沿いで、「ドラッグストアコスモス」やパチンコ店の道向かいになります。
立派な石づくりのエントランス。こちらの看板が目印です。
石の階段を登っていきます。左手には「荒駒大明神」というお稲荷さんがあり、右手が店舗になります。
レトロ調のタイルには「FOUR SHARE SHINSYOJI.」の文字が。
テナントは全部で5店舗。「喫茶 百葉」は入ってすぐの右手になります。
可愛すぎる小さな看板。
ちなみに「百葉」という屋号の由来ですが、学校の校庭に設置されていた観測器具が搭載された設備「百葉箱」のように、様々なものを感じ取っていけるようにという想いと同時に
「百様」百の様態で
「百用」百の用途で
「百葉」葉や実りの多い木のようにあり続けたい
その想いをこの漢字二文字に込めたんだそうです。
縁側部分を改装した窓際席。窓からは素敵な和風庭園が見えます。
石灯籠と玉砂利で構成された和風庭園がこちら。オープン日はあいにくの雨模様でしたが、夜になるとかなりムードのあるロケーションになりそうです。
ヒノキの板を使ったテーブルや椅子は、店主の猿渡さんが設計士さんからレクチャーを受けてセルフビルドで作り上げたもの。
ちなみに内装のほとんどもセルフビルドとのこと!
天井板が外され、屋根裏が剥き出しになった天井には、躍動感のある木の枝が。ちなみに全てのテーブルには一輪差しのお花が飾られています。
昭和時代の家に良く採用されていた金のラメが入った砂壁は、あえて手を入れずそのまま残しておられます。昔懐かしさが漂う空間を構成するパーツにもなっています。
店内のあちこちに古民家だった当時の名残が生かされています。
アイコニックなカウンターは、なんと障子を嵌め込んだもの。なかなか他所では見られない独創的な仕上がりです。
そしてその奥にいるのが店主の猿渡さん。約20年前のカフェブーム時代、かつて西新にあった「オーストラリアンビーンズカフェ」から始まり、「ORTO CAFE」や「comatsu」「バールヴィータ」といったカフェや様々な飲食店での勤務を経て、このたび念願のお店をオープンされました。
この日にオーダーしたのはバニラのフレーバーラテ(税込660円)。この凛とした空間で飲む一杯は最高です!
メニューはまだドリンクと焼き菓子のみですが、今後徐々に増やしていくそうですよ。
というわけで、7月1日にオープンした「喫茶 百葉」のリポートでした。
築50年以上の古民家をリノベーションした空間で、くつろぎのひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか。
なお、オープンに至るまでの様子は百葉さんのInstagramでご覧いただけます。
下記URLをチェックしてみてくださいね!
■喫茶 百葉
オープン日:2024年7月1日
住所:福岡市城南区神松寺1-21-9 FOUR SHARE SHINSYOJI.内
営業時間:10:00〜19:00
定休日:木曜日
Instagram:
https://www.instagram.com/hyakuyou100/