※朝営業は平日のみ
2013年7月、福岡市西区姪の浜にある旧唐津街道から一本路地を入った場所に産声をあげた「オオカミの口」。オーナーの吉浦さんご夫妻は、かつて13年もの間、嘉麻市で「カフェ・アラビカ」というお店を営業されていましたが、前々から構想していた福岡市内への移転を模索するうち、元々旦那さんのご実家だった古民家を改装して営業を始めることになったんだそう。個性的な店名は、スコーンを焼いた時にできる裂け目が「狼の口」のような形をしていることに由来しているそうです。
当初は納屋として使われていたという築100年もの空間は、家具職人デコンプの手によって雰囲気を損なわないようにリフォームされており、すぐそばにある旧唐津街道の面影を残すかのような風情のある佇まい。アラビカグラスと名付けられたオリジナルグラスなど、店内で使用されている器や雑貨は主に福岡在住の作家による作品。店内の雰囲気と相まってくつろぎと癒しのひとときを演出しています。
代名詞となっているのは「外はさっくり中はしっとり」のスコーンと、新芽の葉先だけを使ったチャイ葉に4種類のスパイスをミルクとともに煮出して作るオリジナルチャイ。ともにアラビカ時代より親しまれていた人気メニューです。他にも15:00までオーダーできる糸島満天農法の野菜を使ったプレートランチ(カレーと焼きたてイングリッシュマフィンの2種類あり)や、こだわりのドリンク・スイーツも勢揃い。なお、ゆっくりお茶したい方は15時以降の来店がおすすめです。
なお、近所にはかわいい定食屋さん「midori食堂」もありますよー!
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オオカミの口は明治通りから旧唐津街道に抜ける路地沿いにひっそりと佇んでいます。看板に取り付けられたスプーンとフォークは、かつて嘉麻市で営業していたアラビカ時代のまま。
かつてオーナーのご実家だったという築100年もの建物をリフォームした店内。土壁や太い梁には当時の面影が今なお残っています。奥には表からは見えない個室席もありますよ。
路地に面した明るい日差しが差し込むカウンター席。廃材を使ったテーブルや、味のあるはめ殺しの窓枠などは家具職人・デコンプによるもの。錆びたスチールの椅子も良い感じ。
名物のスコーンは「外はさっくり中はしっとり」が特長。毎朝56種類焼き上げており、中でも一番人気はくるみとミルクチョコ。イートインするも良し、お土産にするも良し。
15:00までオーダーできる「プレートランチ」は、スープ・サラダ・ドリンク付きで¥1,200。メインはカレーかイングリッシュマフィンサンドのどちらかをお選び下さい。
自慢のなめらかプリンとケーキ、そしてスコーンがワンプレートになった「オオカミの口デザートプレート」はドリンク付きで¥1,300。こだわりのチャイと一緒にどうぞ。