ルイガンズのパティシエによる製菓の特別授業レポート

今回は海の中道にあるリゾートホテル「ザ・ルイガンズ スパ&リゾート」よりパティシエのお二方をお招きし、製菓専攻の特別授業を行いました。有名ホテルで活躍するパティシエから直々に技術を学べるとあって、学生たちも興味津々。みんなで作った力作の数々をどうぞご覧ください。(2017.02)

特別授業の講師を務めて下さるのは、リゾートホテル「ザ・ルイガンズ スパ&リゾート」でパティシエとして活躍する古賀さん(左)と岡さんのお二人。古賀さんは製菓専門学校を卒業後、福岡市内の菓子店に就職。その後ルイガンズに転職したという経歴の持ち主。一方の岡さんはなんとビジョナリーアーツの卒業生。ともにルイガンズで働くお二人の楽しげな掛け合いとともに授業がスタート!

まずは古賀さんによるデモンストレーションから。今回作るスイーツメニューは全部で3種類。どれも普段のスイーツショップではあまりお目にかかれない珍しいメニューになるんだとか。学生たちは古賀さんの手さばきを眺めつつ、作業工程やポイントを必至でメモ取り。みんなひと言でも聞き逃すまいと一生懸命です。

古賀さんによるデモンストレーションが一通り終わると、今度は学生たちが作る番!いくつかのチームに分かれ、それぞれ自分に与えられた作業を黙々とこなしていきます。こちらは2種類のチーズを合わせているところ。チーズを使ったスイーツってどんなメニューなんでしょうね〜?

「そこはそれでいいよ」「ここはもうっとこうすると簡単だよ」古賀さん、岡さんのお二人も、各チームをまわりながら学生たちにアドバイスを送ります。学生を見つめるその暖かい眼差しは、かつて専門学校で学んでいた頃のご自身の姿を重ねているようにも見えました。

一方、こちらはチョコレートを湯煎しているところ。あたりにはチョコレートの豊潤な香りが漂っています。このチョコレートが一体どんなスイーツに仕上がるんでしょうか?完成が楽しみですねー♪

そしてこちらのチームはようやく最終段階の様子。まるで自動車のサスペンションのような渦巻き状の形に焼き上げたメレンゲの上に、カットした苺をトッピングし、その上からフランボワーズのソースをかければいよいよ完成です!

それでは今回作った3種類のスイーツを見てみましょう。まずは「苺のパブロバ&フロマージュブランのシャーベット」。パブロバとは、焼き上げたメレンゲにフルーツや生クリームでデコレーションしたニュージーランドやオーストラリアで有名なスイーツのこと。彩りも豊かでとっても美味しそう♪

そしてこちらは「カッターサ・シチリアーナ」というメニュー。イタリア・シチリア地方の伝統菓子のひとつで、マスカルポーネとリコッタの2種類のチーズとドライフルーツやナッツをふんだんに使ったスイーツです。個性的な見た目と裏腹に、独特の食感がたまらないのです♪

そしてこちらは「チョコレートフォンダンのバニラアイス添え」。日本では「フォンダン・ショコラ」という名称でもお馴染みですよね。チョコレートケーキにフォークを入れると、中からトロ〜リと温かいチョコレートソースが流れ出します。バニラアイスに絡めて食べると、美味しさも倍増なのです☆
全てのメニューの完成後は、みんなで試食会を実施。自分で作ったスイーツに、みなさん笑顔で舌鼓を打っていましたよ♪

そして最後は古賀さん&岡さんを囲んで全員で記念撮影。みなさんの満面の笑みから、特別授業の充実ぶりが伝わってきました。学生のみなさんは今回の授業で学んだ事を、これからの技術のスキルアップに繋げて頂ければと思います。
そして、今回お世話になったザ・ルイガンズの古賀さん&岡さん。どうもありがとうございました!

福岡ビジョナリーアーツ

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