昔ながらの面影が残る中央区白金。その西側を縦走しながら薬院新川へと流れる水路の脇に、2011年4月にオープンした「cafe oticoti」。「oticoti」とは「おちこち(遠近)」と読み、日本語の古い言葉で「あちらこちら」を意味するそう。オーナー・渡邊さんの「あちらこちらから、色んな人に来てほしい」という思いが込められています。
店内は廃材をリメイクした内装や、程良く使いこんだインテリアを採用している事もあり、オープンして間もないながらも「新しいようで、どこか懐かしい」という不思議な居心地の良さを与えてくれるカフェです。
ランチはカレーセットとベーグルサンドセットの2種類があり各¥900。自慢のコーヒーはスペシャルティコーヒー豆を使用。グァテマラ・ブラジル・マンデリンの3種類があり各¥500。2杯目以降は¥300となっておトクです。他にも素材にこだわった身体にやさしい味が自慢のケーキ¥300や小倉トースト¥250などもありますよ。
まわりは会社の事務所や住宅が多いというロケーションもあってか、ランチタイムにはミセスからサラリーマンまで様々な客層の方々が利用している模様。今後、ますます地域に密着したカフェとして定着しそうな感じですね。
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廃材を上手く活用したウッド感の高い店内。塗り立ての生クリームのような白壁に、シャンデリア風のライトが良く映えます。
こちらは飾りフェンスで仕切られた奥側の席。段差があるのでご注意を。その一角では焼き菓子も販売中。おみやげにどうぞ。
通りに面した2人掛けの窓際席には、脚がくねっと曲がった珍しい形のチェアを配置。外から差し込む光りが心地よい。
床材を使って作られたカウンター席。その頭上には店名を冠したプレートが掲げられています。右側にあるフライヤースペースもチェックしてみてね。
壁をカラフルに彩っているのは、なんと色鉛筆。色鉛筆もこうやってキレイにディスプレイすると、立派なインテリアの一部に見えるから不思議です。
ランチの「キーマカレーセット」はミニサラダ・コーヒー付きで¥900。お豆特有のごろっとした食感が特長。暖かみのあるお皿やカップも良い感じ。