熊本・練兵町の一角に2001年1月に産声をあげたのがこの「Cry Baby」。
店名は直訳すると「泣き虫」という意味で、立ち上げの際「男がスウィーツを食べるようなちょっと女々しい感じを出したかったから」とはオーナーの奥村さん。
細い階段を登った2Fにはカリモクのチェアが贅沢に並び、大きな窓からは路面電車の走り行く姿が眺められるという絶好のロケーションが広がっています。
メニューはパスタやサンドウィッチ、ガレットなどのフードや各種ドリンクまで充実。さらにより美味しく・安心して頂いてもらうために、その食材もパン・ケーキはアンジェミチコのもの、フレーバーティーはフランス・ダマン社のもの、3年間寝かした豆を使用したオールドビーンズコーヒーは東京「コクテル堂」のもの、野菜は有機栽培や減農薬ものを使用しているとか(ただ1人でやっているので提供までに時間がかかるかも)。
なお、1Fはアパレルショップ「Attic」になっており、センスの良い街・熊本ならではのセレクトアイテムがいっぱい。カフェのついでに是非覗いてみては?
1Fはアパレルショップ「Attic」のスペース。片隅にはコーヒー豆の缶がズラリと並んだカウンター席もあります。
古い階段を登ってゆくと水場が出現。特異な間取りや年季の入った柱など所々にかつての民家の面影を残しています。
2階席は大きな窓から街を見下ろす抜群のロケーション。夕方には暮れゆく街を眺めながらのひとときが楽しめます。
店内の椅子は全て黒と白のカリモクKチェアで統一。クラシックなデザインが古い建物に絶妙にマッチしています。
グレーの壁面に掲げられている印象的なアート。他にも写真集や小説が平置きされたブックスペースもあります。
アンジェミチコのパンを使用したチキンカツサンドは¥400。ポットで出てくるオールドビーンズコーヒーは¥500。