suedeが、偶然立ち寄った阿蘇神社で偶然出会った思い出深いカフェがあります。
小川がそばに流れる、ライトグリーンの塗料すら剥げかかった古い建物。ここが古い雑貨販売とギャラリー&カフェの店として週末と祝日のみ営業している「etu」。
元々この建物はかつて洋裁学校として昭和初期に建てられたもの。オーナーの橋本さんがいろいろな物件を探しているうち、一目惚れしてオープンに至ったんだとか。
ちなみに店名は洋裁学校時代に校長先生だった方のお名前を拝借しているそうです。
水基巡りの道にほど近い場所とあって、敷地内の至る所から清らかな湧き水が溢れており、まわりの自然も相まって、店内はこの上ないくらい穏やかな時間が流れています。
かつての面影を残す店内には、古いキッチン雑貨や衣料、アクセサリー類からなつかしのおもちゃまで、橋本さんセレクトの興味深いアイテムが多数ラインナップされています。
天然水で淹れたコーヒーや紅茶(各¥525)、ケーキセットやスコーンセット(各¥840)などを頂きつつ、古き良き時代の息吹を感じてみて欲しいですね。
建物に一歩足を踏み入れればそこは異空間。エントランスには古い木馬やフラスコに入れられたカラフルなボタンが飾られていました。
かつて廊下だった場所は、今では日が燦々と差し込む心地よい窓際席。窓の外は自然の緑が広がり、穏やかな気持ちにしてくれます。
黒板やロッカーなど洋裁学校時代の面影を今なお残す室内には、オーナーセレクトの古い雑貨やおもちゃなどが所狭しと並んでいます。
まるでずっとこの場所に存在しているかのようにレトロな雰囲気に溶け込んだクラシカルなソファー。腰をおろすとタイムスリップしそう。
etuの敷地内は至る所から湧き水があふれています。よく見ると、なんと天然のクレソンが自生中。自然が溢れている証拠ですよね。
レトロなグラスとトレイで提供される天然水を使ったアイスコーヒーは¥525。橋本さんお気に入りのイギリス菓子と一緒にどうぞ。