2009年に今泉に誕生し、本場・フランスのガレットやクレープを楽しめるクレープリーとして人気なのが、今回ご紹介する「ル ブルトン」。この聞きなれない「クレープリー」とは、そば粉を使った「ガレット」やクレープと、りんごのお酒「シードル」をベースメニューに据えたカフェのことを指します。
この店のオーナーを務めるのが溝口シェフ。幼い頃からお菓子作りに親しんでおり、高校卒業後は一旦サラリーマンとして就職。2年間営業マンとして各地を飛び回っていましたが、ご家族に職人が多かったことから「自分も職人になりたい」と思い立ち、21歳で製菓の道に進むことに。福岡や東京の有名製菓店を渡り歩いたのち、フランス・ブリューターニュのクレープリーやレストランでフランス菓子の技術を2年間学び、やがて「本場のガレットやクレープを提供する店を福岡に作りたい」という思いから、36歳の時「ル ブルトン」を開業されました。
タイル貼りの床とブラウン調のインテリアで構成された店内は、まるでフランスのカフェのような雰囲気。手前が物販スペース、奥がカフェスペースの2面構成となっており、入り口そばのショーケースや棚には美味しそうなケーキやスイーツが所狭しと並んでいます。
お客さんのお目当ては、もちろん本場仕込みのガレット&クレープ。ガレットは¥630より、クレープは¥480よりオーダーでき、具材やトッピングのチョイス次第で様々なバリエーションを楽しめます。人気のランチはガレット・サンドイッチ・キッシュ・スープ・サラダ5種類から選べ、¥740より。他にも20種類を超えるパフェや、日替わりのコースメニュー、シードルを代表とするアルコールからアラカルトまで豊富に揃っているので、お昼から夜まで様々なメニューが楽しめますよ。
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タイル張りのフロアにブラウン調の家具でコーディネートされたクラシカルなイメージの店内。席の背もたれは程よい高さがあり、他人の目線が気にならないよう配慮されています。
こちらは一番奥のソファー席。壁面にはポートレートや古い地図がセンス良く飾られています。まるで本当にフランスのカフェにいるような雰囲気を感じられます。
入り口そばの大きなショーケースにはカラフルで美味しそうな生ケーキがズラリとラインナップ。中でもマカロン(1個¥180)はギフト用として大人気なんだそう。
こちらはフランスの伝統的な焼き菓子と、旬の素材で作った手作りジャムの販売コーナー。本場・フランスで培った技術で作る商品はどれも絶品!ついテイクアウトしたくなっちゃいます。焼きたてのクロワッサンも販売中です。
こちらがランチメニューの定番「ガレットランチ」¥790。本日のガレットと、ハム・タマゴ・チーズの2種類から選べます。プラス¥110でドリンクセットにもできますよ。そばアレルギーの方にはクレープ生地でも作ってくれるとのこと。
もうひとつの看板メニューのクレープ。シンプルなバターと砂糖だけのプレーンタイプは¥480より。プラス¥150で生クリームも付けられます。ちなみにドリンクを一緒に頼むと¥100引きになりますよー。