福岡市に隣接し、風光明媚な自然があふれる筑紫郡那珂川町。そんな那珂川町に広がる田園地帯の風景に、まるで溶け込むかのように佇んでいるのが、福岡のカフェ好きにはお馴染みの「ナナカフェ」。
オーナーの萬さんご夫妻は、以前この場所で木工教室を運営されていて、教室が終わると生徒さん達にコーヒーを出し始めたのがカフェをオープンするきっかけになったとか。2000年のオープン直後から、現在も看板メニューとなっているベーグルの人気に火がつき、週末になるとベーグルを求めて多くのお客さんが来店するようになりました。その後、幾度かのリニューアルを経て、現在はこの那珂川と南区塩原に2店舗を構え、ベーグル販売を中心に営業されています。
自慢の自家製ベーグルは「カラダにやさしい」をモットーとしており、卵・乳製品・オイルは使用せず、福岡県産小麦粉と自然塩、パームシュガー(椰子の砂糖)で作っているそう。店頭では常時15~16種類が販売されており、カフェではこれらのベーグルを使ったサンドメニューがオーダーできます。
その他にも、ベーグルを使ったフレンチトースト(¥800)やベーグルキッシュと2種類のタルティーヌプレート(¥800)などのアレンジベーグルや、自家製コーディアル(¥400)など、NANA CAFEでしか味わえないメニューもラインナップされているので、行った時にはぜひメニューをくまなくチェックしてみて下さいね。(※文中の表示金額は税別です。)
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白い漆喰の壁と木の床材が敷き詰められたフロアで構成された暖かみのあるカフェスペース。細いフォルムのアイアンチェアがフェミニンな雰囲気を演出しています。
窓の外に広がる手作りの中庭は、オーナー萬さんご夫妻自らが土の搬入から芝の植え付けまで全て行ったそう。春から秋にかけて、美しい季節の花々が咲き誇ります。
物販スペースにはNANA CAFE自慢のおいしそうなベーグルがズラリと勢揃い。ベーグルは隣接する工房で専用の窯を使い、なんと毎日200~300個も焼いているそう。
棚にはオーナー萬さんがセレクトしたルーマニアのオーガニック認定を受けた天然はちみつや、オーガニックジャムを販売中。もちろんベーグルとの相性もばっちりです!
駐車場に停まっているのは、かわいいルックスのキャンピングカー。屋外でのイベント出店時に大活躍するんだとか。かつての看板猫「ナナ」のロゴマークも入っています。
ルーマニアの非加熱はちみつを使用した「くるみとはちみつとクリームチーズのベーグルサンド」は¥450。自家製ジンジャーエールは¥400。セットにすると¥100引きに。