「人の手のぬくもりが感じられる雑貨と、安心でおいしい食材を使用したメニューをレトロな空間で」をコンセプトに、2009年4月、長者原の池のほとりに誕生した「ぽたり」。
古物商の免許を持っている藤野祥子さんと、お母さんのお2人で営業されています。
店名は焼き物を意味する「ポッタリー」に由来。店内では明治から昭和にかけてのセミアンティークの器や和小物を中心に、手ごろな値段で雑貨を販売中。さらに普段使いを提案する為に、喫茶メニューでもアンティークの器を使用しているそう。
メニューはできるだけ有機野菜や地元産の食材を使うように心がけているそうで、自家製のジンジャーエールや梅ソーダ(共に¥400)などのドリンクや、そば粉のクレープ「ガレット」(単品¥700)などの、こころが暖まる手作りフードが揃っています。
また、作家物の雑貨の販売や個展、犬のしつけ教室などの多彩なイベントも展開中。
なお、お店の近くにはバラ祭やバス釣りで有名な駕与丁公園もあり、散歩帰りにちょっとひと息いれるのにもおすすめの立地ですよ。
※テラスのみ喫煙可
築60年という藤野さんの祖父母のお家を1年かけてリメイク。畳敷きの部屋や床の間など至る所に昔ながらの民家の息づかいそのままに残っています。
日当たりの良い縁側に、火鉢や鉄瓶が置かれる昔なつかしい純日本の光景。窓から眺めるお庭には石臼が庭石として利用されていました。
棚に綺麗に整理されているセミアンティークの品々。写真はTOTOがかつて作っていたというデッドストックのお皿。希少価値が高い逸品です。
こちらは作家さんによる手作りの雑貨や洋服なども販売するスペース。古い掛け時計からは時折時間を刻む音が鳴り響きます。
オレンジと黄色のモザイクガラスが美しい化粧室。扉のガラスをよく見ると水滴がぽたりと落ちる形になっていました。すごくかわいい…。
無農薬のゆずを使用した「自家製ゆず茶」¥400と、やさしい甘さの「自家製パウンドケーキ」¥300。セットにすると¥100引きになります。