
★本記事はWEBメディア「フクリパ」からの引用記事です。
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ブルーベルベットのスツールが味わい深い。地域密着型の自家焙煎コーヒー店。
福岡市南区有数のマンモス団地である「長住団地」のほど近い場所にある「北野珈琲」。
創業したのは、平成になって間もない1992年。創業者である先代の北川さんは福岡の老舗喫茶店「珈琲舎のだ」のご出身。同社在籍時にサービスやコーヒーの焙煎技術を磨き、その後、この長住に「北野珈琲」を創業されたという、言わば老舗喫茶店の直系のお弟子さん。リスペクトを込めて、店名は、北川さんの「北」と「珈琲舎のだ」野田社長の「野」から名付けられました。
現店主の古本さんは大分県日田市のご出身。元々バイク関連の仕事をされてましたが、仕事でイギリス・ロンドンに1年半滞在した時、足繁く通っていたカフェでコーヒーに興味が湧き、コーヒー業界への転職を決意。29歳で「北野珈琲」に入社し、先代の元で焙煎技術やサービスを学びました。
入社して7年が経ったころ、先代店主の北川さんが別の事業を始めるにあたり、「北野珈琲」の事業継承を打診され、そのまま引き継いで2代目の店主となられました。
コーヒーは店内奥にある富士ローヤル社製3kg半熱風式焙煎機で毎日焙煎されており、コーヒー豆は店頭で100g単位で購入できます。
また喫茶メニューも充実しており、ドリア・グラタン・ピザ・サンドイッチ・ナポリタン・オムライス・和風パスタといった軽食からシュークリームやケーキといったスイーツまで豊富に揃っており、全て自家製にこだわっています。
ちなみに店内は全席喫煙OKとなっていますので、20歳未満は入店不可となっているのでご注意あれ。
※本記事は福岡のWEBメディア「フクリパ」から引用しています。
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北野珈琲の場所は南区長住の大池通りに面しています。白地に黒一色で「北野珈琲」と書かれた袖看板が目印。道向かいには「かっぱ寿司」があります。

長いカウンター席にはブルーのベルベット張りスツールが隙間なく配置されています。かつてここはスナックとして営業しており、インテリアは当時のものをそのまま活用しているのです。

ゆったりとしたテーブル席。こちらの椅子もベルベット張り。この独特の雰囲気、まさに昭和のスナックそのまま。今にも奥からママさんが水割りセットを持ってきてくれそうです(と妄想)。

こちらが店主の古本さん。ブレンドコーヒーは「珈琲舎のだ」と同様、サイフォン式の抽出スタイルを貫いています。

大きな角皿で提供されるドリアはなかなかのボリューム感。セットにすればコーヒーとヨーグルトが付いてきます。デザートがヨーグルトなあたりが昭和の喫茶店らしいですね。

スイーツの中でも安定した人気を誇るアップルパイ。一般的な平べったいアップルパイとは異なり、こんもりと高さのあるビジュアルで、中には大きな煮りんごがぎっしりと入っています。



















