人気の別府エリアに2012年11月にオープンしたのが「公園カフェ Bianco Blanco」。城南区役所の北側にある「鳥飼南公園」という名の小さな公園の真横にある、文字通りの「公園カフェ」なのです。
ビアンコ・ブランコとはイタリア語で「白いブランコ」の意味。由来は公園=ブランコという直感と、オーナーのイニシャルと同じ「n」の文字を2つ入れたかったからとの事。さて、この公園カフェには一体どんなこだわりが潜んでいるのかと思いきや「いえ、うちにはこだわりが全くないんです」とはオーナーの則武さん。えっ!?どういう事?「本当にこだわりがないので、実はカフェを名乗る事がおこがましくて...言わば公園の売店ですね(笑)」。その言葉通り、内外装は則武さんご自身が廃材などを利用して手掛けたくらいで、空間づくりにおいてはお金がかかってそうな所は特になし。
されど、こだわりを排除した分しっかり価格に還元。コーヒー¥350、サンド類¥270、看板メニューのホットケーキタワーは3段で¥700という程、とにかく全品リーズナブル!これならご家族でもお財布に優しいし、ついでに公園で遊んで帰れるという特典付き。お酒もあるし、テイクアウトもできるし。本当に様々なシーンで使えるカフェですね。
なお、2019年7月には、福岡県豊前市に2号店の「BBQcafe ぶぜんパラダイスキッチン」もオープン。こちらも要チェックです。
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どこにでもあるごくごく普通な公園。その脇に伸びる細い路地。ビアンコブランコはこの先にひっそり佇んでいます。この看板を目印にどうぞ。
古い建物をカフェにリフォームした店内。小さなスペースながらカウンター席も完備。キッチンの中では、現在の店長・はるをさんが黙々と作業しておられます。
真横が公園ということは、すなわち窓からの眺めもこんな感じ。天気が良い日なら、テイクアウトして公園で食べるというのもおすすめ。
メニューは壁面の黒板をチェック。ご覧のように全品とってもリーズナブル!「こだわってないからこの価格でできるんです」とは則武さん。
かつて足場板として使われていた杉板に蔦が絡まる天井。このように店内は手作り感満載。コストを抑えつつも味のある空間を演出しています。
人気の「ホットケーキタワー」は¥700。3段重ねのソフト添えから10段重ねのソフト添えまであり。写真は6段重ねのソフト添え¥1,200。