2000年2月より薬院の地に産声をあげたこの「回」を一言で表現するならば、ゆるやかな時間の流れる「時代に乗りすぎない喫茶でもあり、バーでもあるお店」。
メニューはお茶やお酒、食事に甘味と様々なオーダーができ、年齢や性別や嗜好にとらわれずに楽しめるという、非常に使い勝手の良いお店でもあります。
ほの暗い店内には古目なセレクトのオブジェや小物が飾られ、お店のスタイルとバランスのとれた空間が息づいています。看板メニューのお茶は新茶のダージリンティーや厳選された日本茶、タンポポ茶など。季節ごとに旬のものも提供しているそう。
夜10時以降はテーブルチャージ¥300。深夜1時まで営業しているので、飲んだ帰りの方がゆっくりとお茶を愉しんだりといった珍しい光景も見られるそうですよ。
ランチタイム15:30まではランチタイム、15:30~18:00はティータイム。なお22:00~はバータイムとして別途¥300のチャージ料金が必要です。
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薬院大通交差点から平尾方向に上を見ながら歩いていると、急須と酒瓶のサインが現れます。ドアを開けて中へ入りましょう。
1Fはカウンター席のみ。茶褐色の趣のあるテーブルと珍しい形のチェアが配置され、いい味わいを醸し出しています。
ゆっくり寛ぎたい方は階段を登って2Fへ。細長く高い天井の階段を登っていると、不思議な空間に誘われているような気分に。
2Fはゆったり座れるテーブル席。窓からは喧噪の薬院大通りが見下ろせます。各テーブルには生け花が置かれていました。
店内唯一のソファー席。どっかり腰を降ろして「回」の世界に浸りましょう。裸電球のライトや壁面のオブジェも秀逸です。
お好きなデザートとポットサービスの紅茶を組み合わせた「ティータイムセット」は¥750。15:30~18:00の限定メニューです。