
★本記事はWEBメディア「フクリパ」からの引用記事です。
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祖母のスナックを孫が継承し、生まれ変わった櫛田神社そばの喫茶店。
福岡市民はもちろん、全国的にも有名な「櫛田神社」。その楼門前からわずか徒歩1分の場所に佇んでいるのが今回ご紹介する「館(やかた)」です。
元々この場所では、現店主の祖母が「館」という屋号のスナックを営んでいたそうです。開業したのは1975年(昭和50年)、祖母が40歳の時でした。スナック館は開業以来、地元博多部の人々はもちろん、櫛田神社の近くという立地もあり、山笠関係者の人々もたくさん訪れ、さぞかし人気だったそうです。
そうして約半世紀に渡り営業を続けられてきましたが、コロナ禍による緊急事態宣言の影響や体調面も考慮し、ほとんどお休みしていたんだそうです。
今後のお店の存続について親族で考えていた時、白羽の矢が立ったのが孫の現店主。当時EC系の仕事に就いていましたが、20代の頃に飲食業での勤務経験があったこともあり、意を決して事業承継することを決意。
勤めていた会社を退職し、スナックから喫茶店に業態を変更。「館」という屋号はそのままに2代目店主となり、2025年10月に喫茶店として「館」を再オープンするに至ったそうです。
メニューはコーヒーや紅茶を筆頭に、メロンクリームソーダや濃厚ミルクセーキ、生搾りレモンスカッシュといった懐かさを感じるものまで揃っており、さらにトーストやたまごサンドといった軽食、瓶ビールやレモンサワーなどのアルコールやおつまみもラインナップされています。
半世紀にわたり営んできた「館」は、現代では珍しい建築意匠や当時の空気感がそのまま息づいており、昭和レトロが好きな人はきっとたまらない空間だと思いますよ。
なお、夜も営業しているので、夜の喫茶店の雰囲気を楽しみたいという方にもおすすめです!
※本記事は福岡のWEBメディア「フクリパ」から引用しています。
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入店するとまず目に飛び込むのが、個性的な形をしたカウンター席。カウンターテーブルの手前側と上部が半円形になっています。それもそのはず、「館」の前身となるお店がオープンしたのは1975年。このような独特の建築構造は、現代のお店ではなかなか見られません。

カウンターテーブルを反対側から見るとこのような感じです。壁面には極太フレームの鏡が取り付けられています。渋みのある朱色のラウンドチェアもレトロで素敵です。

カウンターの向かいに目を向けると、アーチ状の窓を模した装飾を施した木製の壁があり、その一部にはデザインタイルが埋め込まれています。味のある丸テーブルと、豪華なファブリックが張られた椅子は長年博多の喫茶文化を牽引し、惜しくも2025年5月に閉店した「珈琲のシャポー 土居町本店」から譲り受けたもの。

注目すべきは博多通りに面したカウンター席。細長い窓から通りを行き交う人々の様子を眺めつつ、ゆっくりくつろぐことができるんです。店内の随所に設置されたステンドグラスのライトが、レトロでムーディーな雰囲気を演出してくれています。

そして店内でも特に印象的なのがトイレ。全面に深みのある朱色の花柄タイルが張られ、大きな鏡には豪華な装飾が施されているこのトイレからも、半世紀前当時のレトロでモダンなデザインを感じることができます。

ショコラテリーヌとホットコーヒー。ショコラテリーヌとは濃厚なチョコレートケーキのこと。生チョコのような濃厚で力強い食感と滑らかな口溶けが特徴で黒胡椒がトッピングされているのもポイント。ハンドドリップスタイルで抽出されたコーヒーと一緒に楽しみたいデザートです。金色のシルクハットのロゴがあしらわれたコーヒーカップも「珈琲のシャポー 土居町本店」から譲り受けたもの。


















