糟屋郡志免町のメインストリートである県道68号線を太宰府方面に進むと見える木造りの茶色い建物。ここが今回ご紹介する「家鴨軒」。2006年7月にオープンし、今年で丸10年を迎えます。
個性的な店名は店主の「アヒル長」こと竹原さんが、19歳のころ自分でお店を始める時にすでに決めていた名前なんだそう。実家の古いガレージを改装したという店内は、木をふんだんに使用し、自然の風合いを生かした心地よい空間に仕上がっています。2013年10月にはかつてキッチンだった部分を増床し、改装リニューアル。席数も大幅に増えて、より居心地良くなりました。
家鴨軒のコンセプトは「出来る限り手作りする」というところ。パンやソースはもちろん、りんごバターまで手作りというこだわりよう。毎日11:30~15:00のランチタイムには週替わりのプレートランチ(¥1,000)・大盛り無料の家鴨軒カレー(¥700)・玄米食パンサンド(¥600)・そして週替わりのパスタランチ(¥800)がオーダーでき、15:00~18:00のティータイムにはコーヒーや紅茶、手作りのデザートが登場。さらに夜になると洋食メニューやデザートと一緒にお酒も楽しめます。
店内全体に流れる独特の「ゆるい」雰囲気はとても居心地がよく、ついつい長居しちゃいそう。ご近所の方だけでなく、遠くからわざわざやってくる方もいるそうですよ。
不定期ながら落語の独演会などのイベントも開催しているので、ぜひ家鴨軒のFacebookページでチェックしてみて下さいね。
錆び付いた鉄板に手書きで描かれた看板の隣が入り口。かつて何かの部品だったであろう金属を使ったドアノブもとっても個性的。
木の風合いを活かした暖かみのある店内。リニューアルを経てさらに広くなりました。お一人様向けのカウンター席も充実してます。
間仕切りの向こう側にはソファー席を完備。どっかり座ってゆっくりと寛げます。窓のない壁に窓枠を取り付けているあたりもGOOD!
店内の至るところにキッチュでかわいい懐かしのアイテムが飾られています。と思いきや、テーブル上のカトラリーケースは伝統の博多曲物を採用。このバランス感覚が素敵!
昔の学習机を活用した飾り棚では雑貨などを販売中。中でもおすすめは志免町のシンボル「堅坑櫓」のペーパークラフト。なんと店主自らがプロデュースした逸品なのです!
九州産和牛を100%使用したハンバーグ。パンorライス・スープ・サラダ・シャーベット付きで¥1,000(夜は¥100UP)。パンには自家製りんごバターを付けて召し上がれ♪