長崎市内から電車でわずか10分。近年注目のエリアになっている長与町に、2006年12月にオープンしたアンティークショップ+美容室+カフェ「amboise」。
小川に面した緑色のビルの階段を登った先には、フランスの街で年に数回買い付けているという70年~100年も前の味わい深いアンティーク家具が勢揃い。奥のカフェスペースではそんなアンティーク家具が実際に使用されており、肌で感じることが出来ます。
カフェメニューのいちおしは、ヨーロッパのおばあちゃん達に教えてもらったレシピで作る、ヨーロッパの田舎料理。そのネーミングもついつい気になってしまいます。
またコーヒーはエチオピア東部にある世界最古のコーヒー農園の豆を使用し、さらに通常の倍の20グラムの豆をネルドリップで淹れるという、贅沢なスタイルで味わえます。
アンティークのお店って小さいお子さん連れだとなかなか入店しづらいもの。そんな話をオーナーの梅田さんにぶつけてみた所「取り扱いさえ充分に注意していただければ全然大丈夫ですよ!絵本もありますし。」という嬉しいお返事が返ってきました。お子さん連れの方はしっかり手を繋いであげて、昔のヨーロッパの雰囲気を感じてみて下さい。
古い家具や雑貨類が所狭しと置かれている店内はアンティーク好きにはたまらない空間です。その奥の一角にカフェがあります。
アンティーク物と間接照明の店内は、まるで昔のヨーロッパの片田舎に迷い込んでしまったような錯覚さえ覚えてしまう、独特の雰囲気。
木製のテーブルセットや錆びた金属のシンク、近くには古いトランク…。カフェを構成するパーツのどれをとっても深い味があります。
塗装も剥げかかるほど年季の入ったテーブル。ライトやソファーもグッドセレクトです。そばの棚にはヨーロッパの絵本がズラリ。
手書きの黒板の上をふと見上げると、牛のシルエットと大小きれいに並んだミルクピッチャーがライトアップ。このセンス、すばらしいです。
バルト三国に住むおばあちゃんのレシピを使ったエストニアスープ+マフィンサンドの「ポーリーヌおばあちゃんの昼食セット」は¥1,050。