九州自動車道・筑紫野ICからほど近い山裾に佇む「萌香」。2003年1月のオープン以来、高速道路のすぐそばにありながらも目立ちにくい立地や、車の音から隔離された静かな時間を過ごせるという事で、週末には多くのお客さんで賑わうお店です。
店主は若干30歳の帆足さん。窓の外には緑があふれ、秋には楓が美しい風光明媚なこの場所は、元々帆足さんのご実家所有の畑だった所だそうで、木材がふんだんに使われた暖かみのある建物もご実家の土地に生えていた杉や檜を使用しているそうです。
店舗横の工房で焼いている自家焙煎のコーヒーは、ブレンド・ストレートからエスプレッソまで豊富なバリエーションが楽しめ、もちろん珈琲豆のみの購入も可能。ケーキセットや軽食類などもあるので、楽しいくつろぎの時間が過ごせそうです。
なお、萌香の近くには有名なおそば屋さんや天水の水汲み場もあり、筑紫野のちょっとした人気スポットになっているエリア。ついでに近くを散策してみるのもいいかも。
広いエントランスにはたくさんの木々や池が設えられ、まるで日本庭園さながら。片隅には愛煙家の為の喫煙スペースも完備されています。
杉や檜をふんだんに使用した暖かみのある店内は和物のアイテムを中心に構成され、全体的に落ち着いた雰囲気に仕上がっています。
長テーブルの座敷席もあり。窓の外に広がる自然の木々や、流れる小川も、くつろぎのひとときを演出する重要なアイテムのひとつ。
ほとよく使い込まれたカウンター席。奥でドリップしているのが若干30歳の店主・帆足さん。珈琲に対する情熱はかなりのものをお持ちです。
写真中央の餌付け台には、メジロやヤマガラ、ルリビタキなどの野鳥も良く顔を出すとか。夏にはホタルも出るそうですよ。
自家焙煎のモカ・イルガチャフィーG1は¥600。器はカウンター奥の棚から選べるそうなので、萌香に行ったらカウンターをチェックしてみよう。