手嶋さんのカフェトラレシピ

今回は「時間が調味料な料理」です。豚を干す、肉をたれに漬け込む。。。などなど、時間が調味料になる料理を作ってみました。とはいえ、難しいどころか、むしろかなり簡単で。時間を少しかけられればいいだけです。夏バテ予防にも、肉類は必要。 干したり、漬け込んだり、栄養もうまみもアップする調理法をぜひ試してほしいです。
recipe   まずは「干 し豚」を作りましょう!
材料
  • 豚バラのかたまり…800g
 
  • 塩…大匙2
作り方
ステップ1
  豚バラに塩をすりこみ、S字フックなどに肉をつるして、陽のあたらない風通 しのよい場所で5~6時間干します。
干しあがったら、ビニールやジップロックにいれて冷蔵庫で保存します。
*塩をして干すことで、水分が抜けてうまみが凝縮されます。焼けば噛みしめるたびに旨みを感じ、煮るとほろほろとやわらか。
recipe   さて次に・・・干し豚を焼いてみましょう。
材料
  • ゴーヤ…1/2本(200g)
  • ソーセージ…100~120g
  • 塩コショウ…少々
 
  • 醤油…小さじ1
  • あれば、最後にブラックペッパーをたっぷり挽く
作り方
ステップ1
  干し豚を5mm幅に繊維を断ち切る方向にスライスします。
その後フライパンできつね色に焼くか、炭などで炙り焼きにして下さい。
ステップ3
  お皿に盛りつけて、レモンを添えればこれで完成。
焼いた干し豚はそのままでも、サンドイッチでも、おむすびや丼の具にしてもいいです。
ベーコン代わりとしても使えますよ。
ステップ2
  保存するときや、焼くときにタイムなどのハーブを入れると、さらに美味しくなります。是非お試しあれ。
recipe   干し豚とキャベツを一緒に煮てみましょう。
材料
  • 干し豚…800g
  • キャベツ1kg
  • 玉葱…2個
  • にんにく…4かけ
 
  • ピリリが好きな方は赤唐辛子2~3本
  • 塩コショウ少々
作り方
ステップ1
  干し豚を3~4cm幅に繊維を断ち切る方向で切ります。キャベツはざく切り、玉 葱はスライス、にんにくはつぶして下さい。
ステップ3
煮込み鍋を中火にかけ、豚肉をいれこんがりと焼き色をつけます。豚が焼けたら余分な脂をペーパーでふき取ってから、玉 葱とにんにくを加え、きつね色になるまで炒めます。
ステップ2
  キャベツを半分量 加え(ピリリの方はこの時赤唐辛子も入れる)、ふたをして弱火にし、20分ほど煮ます。
ステップ2
  途中焦げないように混ぜながら、キャベツを2~3回に分けて加え、約1時間煮込んで下さい。
塩コショウで味を整える事もお忘れなく。
ステップ2
  盛りつけて完成です。水分を加えなくてもキャベツや豚肉から旨みと水がでてきます。
キャベツ以外ではじゃがいも、きのこ類、豆類などやトマトを加えたり、白ワインを加えて煮ても美味しいですよ。
肉の塩分を洗うと豚汁やスープなどにも使えます。
recipe   牛肉のたたき (作りやすい量)
材料
  • 牛もも肉…400g、
  • 【A】
    醤油・酒…各180CCづつ
    かつおの粉末だし…小さじ2
    昆布…5cm角を1枚
 
  • クレソン・ルッコラなどの好みのハーブ…適量
  • 玉葱のスライスを水にさらしたもの…適量
  • 粒マスタードや柚子こしょう、辛子などなど…適量
作り方
ステップ1
【A】を小なべに入れ煮立たせます。お酒が多いので炎が上がる可能性大。くれぐれもご注意を!
ステップ3
  煮立たせている間、フライパンに油少々を入れ、強火でもも肉の前面 に焼き色をつけます。
ステップ2
  焼き色がついたら、煮立った【A】に肉をいれ、そのまま常温で冷めるまで放置します。
ステップ2
  肉が冷めてから薄くスライスします。
ステップ2
  これで完成。好みの野菜とマスタードでいただきましょう。
そのままでも十分美味しいですが、サンドイッチや丼にするとさらに最高ですよ~。
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