手嶋さんのカフェトラレシピ

今回は「夏野菜でイタリアン」にチャレンジしてみましょう。
旬の夏野菜をたっぷり使用したカチャトーラ、旬の茄子、みょうがなどを使ったカナッペ、それとテコ風のパンナコッタです。
カチャトーラはバーベキューにもぴったりなので、アウトドアでも作るメニューです。夏本番のこれから、アウトドアでカフェメニューなんていうのもいいです よ。
recipe   その1 カチャトーラ (4人分)
材料
  • スペアリブ…1kg(とりのもも肉やブツ切り。手羽元でも美味しいです)
  • パプリカ(またはピーマン)…3個
  • かぼちゃ…1/6コ
  • ズッキーニ…1/2本
  • ヤングコーン…1パック
  • にんにくスライス…3かけ分
  • バージンオリーブ油…50~60cc
  • 天然塩…小匙2
 
  • 黒こしょう…たっぷり
  • フレッシュローズマリー…3~4枝(なければドライ…大匙1)
  • レモン…1個
  • 野菜は人参・じゃがいも・さつまいも・レンコン・アスパラ・おくらなどお好みでどうぞ。
作り方
ステップ1
  野菜は食べやすく切りましょう。焼くと小さくなるので少し大 きめに。
ボールにスペアリブ、(1)の野菜、にんにく、オリーブ油、塩コショ ウ、ローズマリーをいれて、手でよくもみこみます。
ステップ3
250度~300度に熱したオーブンに入れ、こんがりするま で20~25分ほど焼きます。またはフライパンに材料をいれ、弱めの中火で、ふたをしつつ、20分ほど焼きます。フライパンの場合、焦げ目がつきやすいの で注意。
ステップ3
  いただくとき にレモンをたっぷり絞ってどうぞ。これで完成です。
ステップ4
★カチャトーラはイタリアのジビエ(野獣・うさぎや鳩などのこ と)料理。ハーブを使って臭みを消し、塩コショウで肉のうまみを味わいます。(2)の状態で冷蔵庫で3日保存可能。
ハーブは写真のローズマリーがベスト。しそ科のハーブで殺菌力もある万能ハーブです。
recipe   その2 カナッペ:茄子ディップ
材料
  • 茄子…中2本
  • ブラックオリーブ…8個
  • たまねぎのみじん切り…1/4個
 
  • トマトペーストかケチャップ…大匙1
  • バージンオリーブ油…大匙1
  • 塩コショ ウ
作り方
ステップ1
  焼き茄子を作る。ナスはコンロなどに皮付きでのせ、5~6分 強火で焼き、皮が黒くなり、中まで火が通ったら、水にとりながら皮をむきます。トースターやグリルで焼いてもよいでしょう。皮をむいたらみじん切りにしま す。ブラックオリーブはみじん切り。
ステップ3
たまねぎのみ じん切りは油少々で、透き通るまで炒めておいて下さい。
ステップ3
  ボール(1)、(2)、残りの材料をすべて入れ、よく混ぜます。 塩コショウで味を整え、ガーリックトーストに添えて頂きましょう。
recipe   その2 カナッペ:魚のタルタル
材料
  • かつおやまぐろ、ほたてなど好みの魚介…150g
  • 三つ葉…1束
  • しそ…10枚
  • みょうが…1パック
  • 貝割れ…1パック
 
  • 【A】
    醤油…大匙1
    バージンオリーブ油…大匙2
    わさび…小匙1
    塩コショウ…少々
作り方
ステップ1
  魚はまな板の上であらみじんに、たたくきます。野菜はそれぞれ、千切り など食べやすく切り、(A)を混ぜます。
ステップ3
  こちらが「茄 子ディップ」「魚のタルタル」の完成品です。ガーリックトーストに添えていただきましょう。
*ガーリックトーストはう す切りしたバケットをトーストし、にんにくの切り口をこすりつけたものです。
recipe   その3 烏龍茶のパンナコッタ (6個分)
材料
  • 好みの烏龍茶葉…大匙3
  • 牛乳…400cc
  • 生クリーム…400cc
  • 砂糖…50g
  • 粉ゼラチン…大匙1(ふやかす必要がないタイプを使用。ふやかす時は水大匙3でふやかし、レンジで加熱して溶かしたものを加えます)
 
  • あればメープルシロップかはちみつ少々
  • 飾りにあれば水でふやかしたクコの実を少々
作り方
ステップ1
小鍋に烏龍茶と牛乳、生クリーム、砂糖を入れ弱火にかけ沸騰 したらゼラチンを加え混ざるまで1分ほど混ぜます。火を止め、3分ほどして茶葉を開かせたら、ボールに茶漉しで漉します。ボールの底を氷水で冷やし、とろ みがつくまでゴムベラなどで混ぜましょう。
ステップ3
とろみがついてきたら、好みの型に流し、冷蔵庫で冷やします。いただく際に、メープルシロップやはちみつを少々かけ、ク コの実を散らしてみて下さい。シロップ類やクコの実は好みなので、なくてもよろしいですよ。
ステップ3
  パンナコッタ に、烏龍茶の香りをつけました。今回は台湾の「東方美人」を使用しています。緑茶、紅茶でもぜひお試しください。
(1)で少し煮詰めることで、コクがでます。ゼラチンを入れた後は、火にかけたまましっかり混ぜ溶かしてくださいね。
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