手嶋さんのカフェトラレシピ

今回は「保存がきくもの」です。
旬の食材がでまわると、ついつい、長く食べたくて、保存食を作ってしまいます。 この季節にしかない、山椒の実や、小ぶりのいわしで、手作りの味を楽しみましょう。
recipe   オイルサーディン(作りやすい量)
材料
  • イワシ(7~8cmの小ぶりのものがベスト)…500~600g
  • 香味野菜
    ├玉ねぎ…1/2個
    ├にんじん…3cm
    └ローリエや、タイムなどのハーブ…適量
 
  • 天然塩…小さじ2
  • 白ワイン…100cc
  • レモン汁…2個分
  • オリーブ油(出来れば一番絞り)…150cc
作り方
ステップ1
  イワシは頭と内臓をとって、水洗いし、水気を拭いて、塩をふって30分置き ます。
30分後、ペーパーで水分を拭きます。
ステップ2
  香味野菜の玉ねぎ、にんじんは薄切りにします。
蒸し器を強火にかけます。
ステップ3
   
耐熱皿に香味野菜とハーブの半量しいて、イワシを平らに並べます。残りの野菜とハーブをのせ、白ワイン、レモン汁をかけ、最 後にオリーブ油をかけます。
このとき、すべての材料がオリーブ油に浸るように気をつけます。
ステップ4
  器にクッキングシート(オーブンシート)をかぶせ、蒸気のあがった蒸し 器にいれて、強火で30分蒸します。
冷めたら、タッパーなどに移して、冷蔵庫で10日間保存可能です。
ステップ4
いただくときは、レモンをしぼると美味しいです。
ほぐして、ピラフやパスタにも。トマトとあわせてサラダも美味しいです。
recipe   ちりめん山椒(作りやすい量)
材料
  • 山椒の実…大さじ2
  • ちりめんじゃこ…50g
  • 【A】 醤油・みりん・酒・砂糖…各大さじ2
作り方
ステップ1
  山椒の実は、茎から実をはずします。(少しくらい茎がついていても大丈 夫です)
熱湯に塩少々を入れ、山椒 の実を1分ゆでて、水にさらします。
ステップ2
  そのまま1時間~一晩さらします。さらす時間が長いほど、辛味がぬけるので、お好みで…。
水気をきった山椒は、ラップに小分けすると、冷凍保存可能です。
漬物や、ぬか床にいれたり、煮物などに利用できます 。
ステップ3
  フライパンにちりめんをいれ、中火にかけ、パラリとなるまで3~4分煎ります。
ステップ4
  水気をきった山椒の実、【A】を入れ、水をかぶるくらい加えます。
ステップ5
  汁気がなくなる まで煮ます。
ステップ6
  煮加減はお好みでどうぞ。
さっと煮て、辛味を楽しむのもよし、じっくり煮て佃煮風も良いですよ。
ステップ4
冷蔵庫で2週間保存可能。
バックナンバー